企画展『日銀の建物とお金の歴史』
11月1日(日)、2日(月)、4日(水)〜6日(金)
予約不要
国指定重要文化財
103-0021 中央区日本橋本石町2-1-1
公式サイト http://www.boj.or.jp/type/release/adhoc09/un0909b.htm
いつものように神田の得意先にテクテク向けて歩いていると、
日銀のあちらにこんな案内が貼られています。
「にちぎん体験2009」だそうです。
予約制のイベントにはすでに「満員御礼」が貼られていますが、
三番目の企画展『日銀の建物とお金の歴史』は、
特に予約が要らないそうです。
公式サイトにもありますが、
日本銀行本店は、事前に申し込めば、
かなりディープに見学することが出来ます。
しかしぶらりと立ち寄れる場所ではありません。
→ 日本銀行創業の地
この時の約束の通り、
ちょこっと寄り道して見学しましょう。
日本銀行本店は現在、
旧館、新館、分館の3つの建物と分かれています。
この象徴的な建物は、
辰野金吾の設計によって明治二十九年(1896)に完成した、
本館とも呼ばれる旧館です。
実はこっち側は正面ではなく、
写真でみる左側、南側が正面。
勿論、国の重文に指定されていますが、
これだけ重厚にみえるものの、
建築計画時の総裁・高橋是清にかなりツッコまれて、
随分と経費を搾られたとか。
正面左手の守衛所より、中に入ります
なんと写真撮影のOKをもらいました。
ここが昭和四十四年まで使われていた、
旧営業場とそのカウンター。
その真上が、ちょうど屋根のドームの下になります。
なかなかの迫力。
こりゃいいもん見せてもらいました。
実際、展示物は正直ちょっとなんだかなぁ〜でした。
パネル展示とレプリカのみです。
おそらくこの40億円の札束も、
中は印刷されていない白い紙なんでしょう。