朝一番で得意先からちょっとしたクレームがあり、
新宿に向っている途中に携帯に着信がありました。
先日クレームによって交代になった、
新しい派遣実務部隊員が、
お客様に迷惑をかけたかも。という報告です。
新宿でのお詫びは担当者が外出中だったので、
すぐに銀座にいるその部隊員の元に急行です。
こちらはどうやらお客様の勘違い。
ホッとしたのも束の間、
今度は昨晩の降雪の騒ぎで、
結局一睡もしていないで、
今、業務中の実務隊員がいることが判明。
そちらにまた急いで出向き、
その疲労状態の確認です。
その後はまた、新宿へ・・・。
結局一日都内をぐるぐると回っていた私。
・・・ってな訳で、今日もランチネタすらなく
またまた貯金ネタで失礼します。
先日の「政教分離」関連の記事を書いていて、
この映画をまだ観ていないことに気付きました。
早速、GEOでレンタルして、ipodにDLし、
通勤時間に観てみました。
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日本在住の中国人監督・李纓さんが、
平成九年(1997)から10年をかけて、
靖国神社を取材して製作したドキュメンタリー映画です。
靖国神社の"御神体"とも噂される、
日本刀鍛錬会によって靖国神社で作られていた靖国刀の、
最後の刀鍛冶・刈谷直治氏への取材とインタビューを主軸に、
終戦記念日を中心とした靖国神社境内の、
様々な騒乱の様子が、なんの説明もなく映し出されていきます。
文化庁所管の独立行政法人から助成金を受けていることから、
その助成金交付の禁止事項とされている、
「政治的」な色合いがあると国会で話題になり、
一部の右翼団体関係者が公開中止を要求し、
実際にいくつかの映画館が公開を中止しました。
そんな訳で私は、この映画は、
完全に「反日的」なスタンスで描かれていると思っておりましたが、
実際に観てみると、製作者の明確な発言はなく、
観るものの捕らえ方で、
まったく違う感想になる映画に仕上がっています。
実際、とある右翼団体の幹部は、
この映画を「愛日的」であると称したとか。
とにかくどちらの意見であっても、
観て見る価値のある作品です。
テレビでは絶対に取り上げられない、
終戦記念日の靖国神社境内の様子に驚かされます。
ただし刈谷直治氏や、その他の取材対象者は、
事前に説明した出演依頼の際の説明と、
実際に出来上がった映画の、
その取り扱いが全く違うとして抗議しております。
またにインタビューアであった監督の、
その日本語の語学力にもちょっと疑問。
この点は差し引いて観るべきです。
諸外国人にとってはやはり、
日本はまだ「菊と刀」の国なのか。
日本の軍事力の象徴は、
絶対的に「日本刀」という位置づけで作られた映画です。
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