DVD「無防備」

公式サイト http://www.muboubi.com/




毎週火曜日は"丸の内分園"の出張朝礼。
アクシデントのあった"神田分園"の、
代替候補者はどうやらどうにか確定しましたが、
丸の内の方はとうの昔に候補者は決定しているものの、
まだ面接の日程が未定です。
神田から、丸の内から、携帯電話の鳴り止まない一日。
明日はダブルで面接・顔合わせの予定です。
そもそも明日は、先日まで私が担当だった豊洲の得意先の新部長の元へ、
新担当のジャラオに同行してご挨拶する予定がありましたが、
ちょっとそれは不可能かもしれません・・・。




本日も長い言い訳の末、
やはり貯金ネタで失礼します。
今日もやはり日曜日に観たDVDネタでございます。




無防備 [DVD]

無防備 [DVD]




ちょっとネタバレ注意です。
これから観てみたいという方以外は、
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追突事故によって流産してしまった30代の主人公、律子。
それからというもの夫婦の関係は壊れ、
挨拶すらもまともに交わすことのない、
セックスレスの完全な冷えた関係になってしまいます。
プラスチック工場で無機質に働き、
機械的に夫の食事を作る、
その工場と自宅、徒歩の往復の日々。
そんなある日、彼女の職場である工場に、
出産を間近にした20代の千夏が現れます。
夫は無職であるものの今まさに幸せ真っ最中な千夏。
お互いの誤解から、傷つけあって、理解して、
二人の間に徐々に絆が生まれていきます。
しかしそんな中で、律子は思い切って夫へと関係の修復を図るも、
それはすでに叶わないことを知り、
その絶望はなぜか千夏への八つ当たり的な恨みへと増幅していきます。
放尿、嘔吐、畔道、恐竜のいる公園、Y字路、コップの中に閉じ込めた蜘蛛、
そしてダメ男達、そして泥だらけの主人公。
なんてショッキングで、叙情的な風景の数々・・・。




パッケージの裏もたいして読まず、
なんとなく直感で借りたDVDでした。
家に帰ってケースを見ると、
18歳未満貸出禁止のシールがあります。
これはおそらくかなりの濡れ場があるものか。と、
通勤電車でi-podで観るのはまずいと判断し、
他よりも優先して真っ先に観てみると、
所謂、ベッドシーン的なものは皆無ですが、
ラストシーンには無修正の出産シーンがあり吃驚。




この妊婦・千夏を演じる女優さんは、
この作品の監督の夫人で、
まさに実際の出産シーンが、
モザイクなしで、そのまま使われているんです。




金剛力士・仁王像や、お互いの呼吸のようなものを、
「阿吽」と表現することは、ここで何度か書いて来ました。
これは口を開けて「あ」と泣いて生まれ、
「うん」と死を迎えることを表現しているとされています。
生と死は、生老病死の四苦に数えられる代表的な人間の苦しみ。
どちらも周囲の人間の涙を誘うものであることが分かりました。
主人公・律子ほどに、苦しみのない私ですが、
生まれ出た、赤ん坊の姿をみて、
なぜか無性に涙が出ました。




四苦は「生・老・病・死」。
これにさらに、
愛別離苦愛する人と離る苦しみ)
怨憎会苦(憎い人と会う苦しみ)
求不得苦(求めるものが得られない苦しみ)
五蘊盛苦(とにかく精神的なすべての苦しみ)
・・・が、加わり、
合わせて四苦八苦とされる人の世の苦しみ。




仕事の上の悩みなんて、
取るに足りないことに過ぎません。
さーて、明日も頑張るべーや。




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