特別展「奈良の古寺と仏像〜會津八一のうたにのせて〜」 三井記念美術館 その二

〜平城遷都1300年記念〜
2010年7月7日(水)〜9月20日(月・祝)
休館日 毎週月曜日、※但し7月19日、9月20日は開館、7月20日(火)は休館
開館時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
※会期中の毎土曜日10:00〜19:00(入館は18:30まで) 
料金 一般:1200円(1000円)、大学・高校生:700円(600円)、中学生以下:無料

103-0022 中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階
公式サイト http://www.mitsui-museum.jp/



→ 三井記念美術館 その一 「江戸を開いた天下人 徳川家康の遺愛品」
→ 「三井本館」の検索結果一覧 - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地




今日の東京スカイツリー




さて、今日は無償の休日早朝出勤。
休日の始発バスでは間に合いませんので、
会社には京成電車都営地下鉄の経路を請求して、
実際には、自家用車で出勤します。
(それでもガソリン代と高速代−540円の赤字です・・・。泣)
東京スカイツリーがまたちょっと伸びました。



これだけの為に休日出勤したと考えてしまうことは、
精神衛生上、とても良くありません。
こんな時はいつも都内で無理矢理に予定を組んで、
あくまで休日出勤はオマケであるとこじつけております。




→ 「休日出勤」の検索結果一覧 - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地




三井記念美術館エントランス  三井記念美術館入口



仕事の後に、ずっと気になっていた、
三井記念美術館の特別展に行ってみました。
これも「平城遷都1300年記念」のイベントの一つです。




チラシ(表)
チラシ(裏)




展示室1,2は、飛鳥・奈良時代の小さな金銅仏中心の展示。
多くは念持仏として一千数百年祈られてきた、
その充電のようなエネルギー持っていて、
その強い力をヒシヒシと感じました。



展示室3,6は少ないスペースながら、
この特別展のサブタイトルである、
會津八一関連の出展。
會津さんたら、元々この手の奈良の古寺が好きな人だと思っていたら、
なんと30歳近くなっての初奈良デビューは意外でございました。




東大寺 五劫思惟阿弥陀如来坐像



展示室4はメイン展示。
東大寺西大寺唐招提寺薬師寺の、
奈良・平安・鎌倉時代の、国指定重要文化財がどとーんと並びます。
私のお目当ては、ポスター・チラシの表紙の国宝・夢違観音でもなく、
西大寺の塔本四仏像(阿閦如来・釈迦如来阿弥陀如来宝生如来)でもなく、
この日本二大アフロ阿弥陀の一、東大寺の五劫思惟阿弥陀如来坐像。
嗚呼、初めてお目にかかります。




何度か書いておりますが、
一劫は、百年に一度、天女が降臨して、
この下界の四十里(157.092km)四方大の大きな岩を
衣でなでて、その岩がすりきれてなくなってしまう時間。
一説には43億2000万年とされているので、
五劫は216億年ということになります。
一般的にはビックバンは137億年前とされておりますが、
そのかなり前(?)になってしまいます。
この五劫の間、我々衆生を思惟して伸びてしまった螺髪です。
あんた、これを萌えずに拝めましょうか。(笑)





絵葉書二枚




結局、絵葉書まで買っちゃいました。
(西大寺・塔本四仏像もつい勢いで・・・。w)



東大寺大仏チラシ(表)  東大寺大仏チラシ(裏)




おーっと、次は上野で東大寺大仏展でございますか。
実はこれはもうすでに仕事上の関連で招待券を入手しております。




五劫院 五劫思惟阿弥陀如来坐像




なんと日本二大アフロ阿弥陀のもう一つ、
五劫院の五劫思惟阿弥陀如来坐像もいらっしゃるとか。
こりゃ、もうアフロ阿弥陀ブームの到来を感じます。
楽しみ、楽しみ♪。




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