「男の仕事、男の一生について」考えた最近の洋画二作について


→ 男の仕事、男の一生について - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地




・・・実は私、こう見えても、
親しかった人の死に接すると、
しばらく生とは、死とは、人生とは・・・。
・・・と、しばらく引きずってしまう性格。
そんなテーマを扱った宗教的な論述を紐解くこともありますが、
どうも最近は、ごちゃごちゃ理屈めいたものに、
拒否反応が出てしまう体質になりました。
しかし、実はそんなに堅苦しくないモノの中に、
それを理解できるヒントがあったりするものです。
この二本は最近観てとても面白かった作品です。





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イエスマン “YES”は人生のパスワード」。
ただ無気力に、後ろ向きに生きていた主人公。
すべてを「イエス」と答えると人生が変わると言うセミナーで、
暗示をうけて実践し、本当に人生が明るく開けていくストーリー。
コメディ映画でありながら、意外に無理のない設定で、
実際に主人公はどんどん魅力的に変身してゆきます。
そうなんだよ、うん・・・。
これ、所謂「笑う角には福来る」というやつさ・・・。
主演のジム・キャリーの演技の旨さもあるんだけど、
これは人生、旨く生きる為の極意だね。
不満ばかり言っている人には、まったく魅力がないもの。
もちろんノーがいえない人もダメだけど、
エスをただ言えという訳でもなく、
「何にでも果敢に挑戦する人」はとても輝いてみえるもの。
そんな部分は忘れたくないものです。




最高の人生の見つけ方 [DVD]

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最高の人生の見つけ方」。
また他に死の直前に。
「何にでも果敢に挑戦する人」たちを描いたのはこちらです。
同じ病室で知り合った、末期がんの白人・黒人の二人。
一方は会社の発展に尽くし財を築いた白人の大富豪。
またもう一方は、家族の為に夢を棄てた修理工の黒人です。
余命がもう残り少ないことを知った二人は、
死ぬまでに“やりたいことリスト”を作り、
残りの人生を生き生きと駆け抜けます。
さすがは「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー
しかし、この白人の大富豪という設定がなければ、
この豪遊には無理があります。
ただ、本当の人生の謳歌ってやつは、
そんなに金がかかるともおもえませんが、
ジャック・ニコルソンモーガン・フリーマンの、
二人の円熟した演技にすっかり騙されて見惚れました。




しつこいようですが、あっしは死の直前まで、
まだまだ死にたくない。」というような人生を歩みたい。
これについてはまた、別の記事に致します。





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