中華料理　日本橋　大勝軒　(閉店) - 元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

営業時間　11:00〜15:00/17:00〜[要確認]
定休日　日曜日
103-0023　中央区日本橋本町1-3-3

玉龍亭　その　→　〇、一、二
 自由軒　その　→　一、二

今日は気の重い"丸の内分園"がある得意先との、
月例ミーティングの予定ですが、
午前中には少し手が空いていました。
先日匿名希望の読者の方より、
「ここを語らずして何が日本橋の懐かしのラーメン屋じゃい、ボケが。」
と、お叱りのご指摘を頂戴しました。
大変申し訳ございませんです。(汗)
ちょっと早めのランチにタヤパンと二人で行ってみました。

創業80周年の老舗、日本橋・大勝軒さんです。
今でこそ"大勝軒"といえば、あの山岸一雄氏の、
東池袋店とその系列が最も有名ですが、
それはあくまでつけ麺・特製もりそばの元祖であって、
実は大きく分類しても四系統に分かれる屋号。

→　大勝軒とは - はてなキーワード
→　つけ麺大勝軒のれん会 - つけ麺・ラーメンの『大勝軒』（東京渋谷）つけめん通販

その辺の詳しい情報については、
このはてなキーワードと丸長系のサイトをご覧ください。
こちらはその中でも最も歴史のある、
日本橋人形町系に分類されるお店とか。
要するに昨今流行の魚介混合のあの系統とは全く関係がありません。

創業は80周年ですがこの建物は昭和三十年代のものとか。
実用自転車に記された店名にまで深い歴史を感じます。

店内もレトロな雰囲気がいっぱいです。
しかしここまで行ってしまうと、
懐かしさというよりも、逆にモダニズムを感じてしまうね。

名刺には店内に飾られていたこのビルの水彩画が使われていました。
マッチのサービスなんて久しぶりに見たなぁ〜。

初回の今日は、ランチセット筆頭の、
Ａ定食[ラーメン・半チャーハン](900円)。
ちょっと高いけど、ボリュームは満点です。

自家製麺という細めのストーレート、
スープはしっかりとした化調の下に、
はっきりとした豚と鶏の出汁があって、
キリリとした醤油の旨みが活きています。
店内に置いてあったものは、
ヤマサの徳用でしたけどこの醤油味が美味かった。
なぜかチャーシューとは別にロースハムが四分の一切れ????。
しかし正直かなり私のタイプの正油ラーメン。
チャーハンもこの点の美味さは共通しています。
こちらも"お玉でギュッギュ系"。このセットには大満足。
これでもうちょっと、あと100円安かった、
通いつめてしまいそうなお店です。