虎ノ門 大坂屋 砂場

営業時間 月〜金 11:00〜20:00 / 土 11:00〜15:00
定休日 日・祝
105-0001 港区虎ノ門1-10-6



今日は新橋の「とある企業」で、
あの長男も通った「とある塾」の、
次男の面接試験です。
先週の手術直後の時点では、
事務局に延期をお願いしていたものの、
術後の経過も良く、次男も元気なので、
幸いにも予定通りの受験となりました。




長男の「とある塾」について その → 
→ 長男の「とある塾」関連の記事




10時30分からの予定だったので、
近くでふらふらプラプラ時間調整したものの、
ちょっと早めに会場に入ると、すぐに面接。
開始予定時刻前には、終了してしまいました。
さて、蕎麦好きの次男との外出ですから、
今日のランチは是非ここにと決めていました。
虎ノ門砂場」です。




開店前の虎ノ門大坂屋砂場




私も、10年以上も昔に一度行ったことがあるだけ。
あの頃は正直蕎麦の良し悪しが分かっていなかったので、
ほとんど味の記憶がありません。
お店の前で打ち水をしていた店員さんに聞けば、開店は11時とか。
まだ30分近く時間があります。
しばらくお店の周りをふらふらプラプラ。
今日はこんな親子ゾンビ状態ばかり・・・。




虎ノ門 大坂屋 砂場




さて単に「虎ノ門砂場」といえばこちらのことですが、
蕎麦通の間では、「巴町砂場」や、
西新橋の「虎の門砂場稲垣」と区別する為からか、
旧地名の「琴平町砂場」とも呼ばれています。
この木造建築は大正十二年(1923)の、
関東大震災の直前の建築だそうですが、
震災も戦災にも耐え、数年前の改築補強工事を経て、
今日に至ります。(私が最初に伺ったのはこの改築前でした。)
「更科」・「藪」と並ぶこの「砂場」の系列。
そもそもの歴史は、大坂城築城の頃に発祥し
その「砂」の資材置き場に連接していたからだとか。
江戸進出の時期、元祖には諸説あるものの、
現在も残る系列の総本家は「麹町砂場藤吉」という説が有力で、
この店は現在は南千住に移転し今も営業をしています。
この麹町から明治初期に暖簾分けを受けたのがこちらの「虎ノ門砂場」で、
やはり幕末に暖簾分けを受けた「室町砂場」の弟店なんだって。
ここの屋号に「大坂」が付しているのは、そんな理由なんですね。
そしてこの「琴平町砂場」に私が大好きな鉄舟居士こと山岡鉄舟が通っていたのは有名な話。




虎ノ門 大坂屋 砂場店内




さてやっと開店しました。当然一番乗りです。
店主らしき男性が、わざわざ我々のテーブルまで来ていただき、
大変お待たせしまして申し訳ございませんでした。」だって。
どうやら店の周りをウロウロしていた様子がバレていたようです。




蕎麦湯で割る  佐久の花・そば湯割り(650円)




まずは蕎麦屋の愉しみ、蕎麦焼酎の蕎麦湯割り。
浅間産という、佐久の花(650円)を頂きます。
う〜ん、小さくなってこの中で溺れたい。




桜えび天せいろ(1300円)  桜えび天




私は、桜えび天せいろ(1300円)。
思ったよりもかき揚げがなり大きくて吃驚。




牛蒡天




海老が苦手な次男は、牛蒡天せいろ(1100円)。
あらら、海老入ってたね。これくらいは許容範囲なの、あ、そう。




虎ノ門砂場の蕎麦




いやいや、やっぱり蕎麦は文句なく美味いねぇ。
つゆが「藪」や「室町砂場」よりも甘めのタイプ。
しかしやっぱり蕎麦は少ない・・・。
こういう美味い蕎麦を腹一杯食べたいなぁ。




人気ブログランキングへ ← 二つのブログランキングに参加致しております。 
にほんブログ村 グルメブログ そば・うどんへ ← よろしかったら応援クリックをお願い致します。