DVD「告白」 - 西國三十三所順打ち巡礼記

二面前の入院中に深夜の病院で読んだ、
2008年度「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、
2008年度「このミステリーがすごい!」第4位、
2009年「本屋大賞」第1位だった、超話題作の「告白」。

とにかく、暗くて、重くて、苦しくて、やるせない。。。
・・・そんな本でした。
とにかくそのリーダビリティには驚いたものの、
まさかの映画化がこちらです。

この梨園のお嬢様女優も苦手ですし、
なによりあの陰湿な世界の映像化なんて、
絶対無理だと思っていたので、
全く興味が無かったものの、
ファーマウンテンに勧められて観てみました。

いやいや、なるほど、
なかなかスゴイ映像化・・・。
あの世界を、非情に斬新に表現している。
この女優もこの役にはぴったりかも。
いや他に合う人は、いないかもしれない。

でも、本も映画も、
やっぱり「後味」は良くないね。
どちらも二度読みたい、観たいとは思えない・・・。
それが「持味」なんだろうけど。

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