DVD「ばかもの」

公式サイト http://www.bakamono.jp/




夏休み第二弾の三連休二日目です。
昨日、早く寝てしまったもので、
朝3時に目が覚めてしまいました。
5時過ぎに二度寝すると、
再び起きたのは11時近く・・・。
・・・外は雨がシトシト。
さて、今日はDVD鑑賞で過ごしましょう。




ばかもの

ばかもの



何度か書いておりますし、ツイートもしましたが、
基本、昨今の日本の純文学系の作品は、
ちょいと表現を遠まわしにしたエロ小説だと思っております。
ですから芥川賞作家の作品はほとんど敬遠しております。
この絲山秋子さんの代表作といわれるこちらもそんな一作でした。




ばかもの [DVD]

ばかもの [DVD]




ですからもちろん去年のこの映画化も、
全く興味がなかったんですけど、
先週最寄のGEOでは準新作・旧作が7泊8日で一本50円。
最大貸し出し本数の20本分、
ほとんど何も考えずにホイホイとカゴに詰めました。
あれま、こんなん借りちゃったんだね、オイラ。








ところがどっこい、こいつは参った。
最近、観た日本映画の中ではピカイチ。
高崎の三流大学の学生の主人公、秀成。
年上女性・額子との突然の出会い、そして初体験。
次第に性に溺れてゆく二人。そして突然最悪の別れ。
卒業、就職からアルコール依存症となるまでの日々。
そして変わり果てた額子との再会。
なぜだかとても共感出来るなぁ〜。
内田有紀成宮寛貴の演技も素晴らしい。




でもね、やっぱり「純文学≠エロ小説」の"偏見"は、
これを観た後でも、全く変わりませんです。(笑)





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