「夜明けの街で」(角川文庫) 〜人生初、車に轢かれる〜

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年賀状を摺ろうかと・・・。




午後は年賀状を摺ろうかと試みたものの、
まだ彫りが甘くてイマイチ。
しかしまだ彫刻刀ダコが完治しておらず、
今週はこれ以上の作業断念せざるを得ません・・・。
ならば久しぶりにみどりの湯にでも行き、
ゆっくりと長湯で読書にも浸かりましょか。




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夜明けの街で (角川文庫)

夜明けの街で (角川文庫)



今日持参したのは久しぶりに読む東野圭吾作品。
しかしこの人の筆のスピードと、そのジャンルの多様さはなんなんだろ。
常々、東野圭吾は三人はいるだろうと思っていましたが、
いやいや5,6人はいるだろーて。(笑)
いつも驚かされる作家さんです



さて、この10月に映画化され公開されたこの作品は、
私のようなアラフォーの既婚・子持ちの枯れたおっさんが、
31歳の派遣社員と不倫愛に陥るというドロドロのストーリー。
そしてその彼女が、実は時効寸前の殺人事件の犯人かもしれないという、
サスペンスへと突入していきます。
日本橋だの茅場町だの水天宮だの、
私に身近な地名がよく出て来て更にドキドキ。




ミステリアスな女性を描くのは東野さんのお得意ですけど、
この女性の氷のような冷淡な心情と、
いつもの通り、バカでマヌケな男の揺れ動く有様。
いや、この作品には、もっと違う著者の力強い主張のようなものを感じます。
多くのミステリ作家が、皆殺人犯ではないように、
恋愛作家の多くが、恋多き人々とも限りません。
しかし、なんだろ・・・。いや凄いねこれ。
巻末オマケのリーダビリティにも参りました・・・。
何だか、半身浴をしていても、サウナに入っていても、
鳥肌が立つほどに恐ろしくなってしまい、
読了した二時間後にはフヌケのようになっていた私です。



帰り道、ぼーっと自転車をこいでいたら、
路地から出て来た、車が私のチャリの横っ腹にジャストミートして、
私は、ポーンと対向車線に飛ばされてしまいました。。。。



チャリは前輪を∞のようにヒネり大破。
私はふわりと空中を飛びながらそのまま死を意識しました・・・。
対向車線にゴロゴロと着地。幸い対向車はありません。
「大丈夫ですか?」と駆け寄ってきた自動車の運転手に対して、
大丈夫の訳がねぇーだろがっ!!」と怒り立ち上がった私。
しかし、全然大丈夫だったのです。
いやホント、無傷だったのです。。。。



その後、警察を呼んだものの、
結局、人身事故扱いにはしなかったんですが、
車が接触した右脇腹と、着地した左肩がちょっち痛い程度です。
正直、神仏に護られたのではないかと、自分でも吃驚しております。
とにかく、ありがとうございました。



さてさて皆様、ご心配をお掛けしました。
大変申し訳ございませんでした。




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