「天地明察」[上・下](角川文庫)

公式サイト http://www.kadokawa.co.jp/sp/200911-06/index.php



天地明察(上) (角川文庫)

天地明察(上) (角川文庫)

天地明察(下) (角川文庫)

天地明察(下) (角川文庫)



合戦もチャンバラもない時代小説。
碁打ちの名家に生まれた渋川春海が、
算術に生きがいを得て、
日本の大変革を賭けた、
天下の改暦に挑むストーリー。
この生き様がとにかく、かっこいい。
冲方丁さんの表現力がいいんです。
うん、文学賞を五つ受賞しているのも納得。



第31回吉川英治文学新人賞
第7回本屋大賞
第7回北東文芸賞
第4回舟橋聖一文学賞
第4回大学読書人大賞

→ 渋川春海 - Wikipedia
→ 関孝和 - Wikipedia





さて歴ヲタを自称しておりますので、
江戸時代の風俗や文化的な知識は、
大体おさえているつもりでおりましたが、
この時代の「算術」という名の数学や、
日食や月食を予測していた天文学が、
すでに世界の最先端であって、
現代と通じるほどに高水準であったことに驚きました。




→ http://www.tenchi-meisatsu.jp/index.html



これもやっぱり映画化されるんだね。
ちょっと観てみたい気がします。




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