「まほろ駅前多田便利軒」(文春文庫)

昨日の夕方起きた"殿絡み"の得意先のアクシデント処理と、
新たに今日発生した"丸の内分園"のミスクレ対応で、
報告書の作成と、都内を右往左往して終わった一日。
そんな訳でまた【本・雑誌】ネタで失礼します。
このカテゴリーだけは貯金ネタが沢山あるんですが、
最近読んだばかりのこれがとても面白かった。。。



まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)



今年『舟を編む』で本屋大賞を受賞した、
三浦しをんさんが直木賞を受賞した作品です。
舞台を都内西部の「神奈川に突き出した」、
まほろ市」としていますが、
ちょっと地理感のある人が読めば、
「町田市」をモデルにしていることは容易く分かります。





この「まほろ駅前」の便利屋を舞台に、
"友情"ともいえぬ関係の高校の同級生のバツイチ中年男が二人、
お互いに"愛情"ともいえぬ結婚生活の記憶を引きずって生きています。
田舎でも都会でもない街で営む冴えない便利屋稼業。。。
様々なトラブルをハチャメチャな方法で乗り越える二人。
友情ってなに?、愛情ってなに?。
憎悪ってどこからくるの?。
血のつながりってどうゆうこと。。。。。
なんて悲しくて哀しい小説なんだろう。
それでいてだけどとても温かくて暖かい物語。




幸福は再生する、と。
形を変え、さまざまな姿で、
それを求めるひとたちのところへ何度でも、
そっと
訪れてくるのだ。




→ まほろ駅前多田便利軒 | アスミック・エース




これもやっぱり映画化されてたんだね。
どうだろうこの深さ、描かれているかな。。。
ちょっと主演の二人若すぎないか。
今度DVD借りてみよう。




まほろ駅前多田便利軒 スタンダード・エディション [DVD]

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さて小説には続編もあるようですが、
まだ文庫化されていないようです。
まずは文庫化された三浦しおん作品を読んでみようなか。
三浦しをんプチマイブーム」到来の予感。www




まほろ駅前番外地

まほろ駅前番外地





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