大隈重信像 - 元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

久しぶりの銅像ネタ。
そうです。こちらは人気歴史プログ。(←大嘘)
銅像はその主力記事なんです。(←大嘘その２)

早稲田大学の早稲田キャンパスには、
二つの大隈重信像があるそうですが、
最初のものは大礼服姿であり、
これが最初にキャンパス内に置かれものの、
宮廷服は大学の精神「学問の独立」に反するとして、
大隈講堂の回廊内に移転して、
代わりにそこに設置されるはずだった二代目がここに置かれました。
二代目のこの有名なアカデミックドレスの立像は、
大学創設50周年と大隈重信没後十回忌を兼ねて、
昭和七年(1932)に作られました。
玄洋社の一員・来島恒喜の手榴弾による襲撃後のことで、
右足を失っているもので杖をついている姿です。

初代の大礼服初代銅像と同様に、
製作者は銅像ファンにはお馴染みの朝倉文夫さんです。
浅倉さんは生前の大隈さんと親交があったそうです。
うん、この「へ」の字の口が猛々しいねぇ〜。

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さてさて佐賀藩出身、江藤新平さんとも距離を置いた、
総理大臣経験者の大隈重信さんって、
大好きなせごどん*1が批判しているもので、
私、なんとなく苦手な人物。
犬猿の仲だった思われがちな、
同じく私苦手な慶應義塾創設の福澤諭吉さんとは、
意外にも酒の席では意気投合して、
「あなたも学校を作ってはどうですか？」との提案で、
早稲田大学を創設したという説あります。