「命もいらず名もいらず」【上 幕末篇・下 明治篇】(集英社文庫)

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今日は休日出勤で、
一日中コモエスタ園に篭っていた日曜日。
あーぁ、長い一週間が始まりました。
(´;ω;`)
そんな訳でいつも通りの貯金ネタの読書話題。







何度か書いておりますが、
山岡鉄舟フリーク(?)の私。。。
あの山本兼一さんが温めていたという鉄舟伝とあっては、
何をさておき、読まずにはいられない。
実はずっと文庫化を待っていた作品です。



逸話やエピソードに知らない話はほぼありませんが、
やはり語り手・山本兼一さんの、
鉄舟を愛する気持ちがヒシヒシと伝わる作品。
やっぱりいいねぇ〜、かっこいいねぇ〜。



この作品の題名は、これまた私の大好きな西郷隆盛が、
勝海舟に鉄舟を語った談話から引用されています。

あげな命も金も名もいらん人は敵も味方も始末に困るものでごわす。
じゃどんこげな始末に困る人でなくてはともに天下の大事を語ることはできもはん。*1



まさにこれが鉄舟を短的に称した名言。。。
志を持ち、真っ直ぐに誇り高く生きた日本最後の武士。
とてもマネできる人ではないけど、
やっぱり憧れて止まない男の中の男です。




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*1:鹿児島弁はmakoto-jin-rei