旧細菌検査室 〜野口英世像 その三&その四〜

開館時間 9:00〜17:00
休館日 年末年始(12月29日〜1月3日、月1回程度の施設点検日)
観覧料金 無料
236-0011   横浜市金沢区長浜114-4 長浜野口記念公園内
公式サイト http://www.nagahama-hall.com/saikinkensasitsu.html




→ 野口英世像・その一
→ 野口英世記念会館野口博士展示室〜野口英世像・その二 
→ 北里柴三郎記念室




思いがけぬハードな登山にもうヘロヘロですが、
当初の目的だったもう一箇所に寄ってから帰りましょう。




旧細菌検査室の案内  旧横浜検疫所の事務棟の外観を復元した長浜ホール  



明治十二年(1879)、
コレラの蔓延防止の為に設置された、
神奈川県地方検疫局が同年横須賀に設けた、
「長浦消毒所」が明治二十八年(1895)この地に移転、
「長濱検疫所」とされました。
ここはその当時の旧事務棟の外観を復元した、
「長浜ホール」と「旧細菌検査室」を改修した、
長浜野口記念公園です。




旧細菌検査室・出入口(旧裏口)



明治二十八年(1895)、
「長濱検疫所」の建物群の一つとして建立された、
この「旧細菌検査室」ですが、
大正十二年(1923)の関東大震災で倒壊して翌年に再建されたもの。
明治三十二年(1899)、
当時22歳だった野口英世がここに検疫医官補として五ヶ月間勤務し、
この間に日本初のペスト患者発見に貢献。
この功績から師である北里柴三郎の推薦を受けて、
国際予防委員の一員として派遣され、
世界に飛躍する第一歩になりました。
ここは現存する国内唯一の、
野口英世ゆかりの研究施設跡なんだとか。



旧細菌検査室の野口英世像  野口英世像近景


元々裏口であったところが、
現在のエントランスになっていて、
ここに野口英世のこの胸像が置かれています。



細菌検査室  動物実験室


エントランス右奥が、
元々は細菌検査室。
左手が動物実験室であっという部屋。



展示物  旧細菌検査室・正面


各部屋には展示物が置かれています。
本来の正面は、この裏手から地下冷暗所側にあったとか。




旧横浜検疫所(措置場)の一部が出土したものをモニュメント化



その裏手の草むらに、
旧横浜検疫所(措置場)のレンガの一部が出土しており、
モニュメント化されております。



北村西望作野口英世胸像



長浜ホール内にも野口英世関連の陳列が少し有り、
ここにも北村西望作の野口英世の胸像が置かれていました。
このブログ最多、第四の野口英世像です。




さてさて、帰省のUターンラッシュが始まる前に、
一路湾岸線をビューンと帰路に着きました。
タヤパン、運転ありがとね。
お疲れ様でした。




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