宗派 臨済宗大徳寺派
本尊 釈迦如来
150-0012渋谷区広尾5-1-21
台風一過と同時に広尾の顧客宅を訪問しますた。
早めに出たもので待ち合わせまでに少し時間があり、
小一時間、広尾の街を散策してみます。
以前からお参りしたいと思っていた祥雲寺に立ち寄ってみました。
商店街に隣接する山門をくぐると、
山内に塔頭がいくつかあり、
「臨済宗大徳寺派触頭」だったという寺格を感じさせます。
本坊と思われる建物の手前右側に鐘楼がありました。
墓地はその左手奥に広く現存しています。
墓地、入ってすぐ右手に、
この巨大な「鼠塚」。
これは明治三十二年(1899)のペスト流行時に、
感染予防の為、殺処分されたネズミの慰霊塔で、
明治三十五年(1902)の建立とか。
巨大な墓地の敷地内に、
いくつも巨大な五輪塔等の墓石が現存しており、
多くは江戸時代、この寺の檀家だった大名家のものです。
主なもので下記の大名家が確認出来ます。
福岡藩黒田家
秋月藩黒田家
久留米藩有馬家
吹上藩有馬家
柳本藩織田家
岡部藩安倍家
小野藩一柳家
狭山藩北条家
園部藩小出家
さて、その福岡藩黒田家初代藩主、
黒田長政の墓地が中央にあります。
木造の建家に囲まれた巨大な墓石が長政の墓です。
戒名は「興雲院殿前大中大夫筑州都督古心道卜大居士」
・・・な、長い。。。
(°°;)"((;°°)
他に岡本玄治など、
曲直瀬流一門医師の墓などがあるようですが、
残念ながら時間切れでスンマソン。
→ 岡本玄冶(おかもとげんや)とは - コトバンク
→ 曲直瀬流の医術について
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