「ジェノサイド」【上・下】(角川文庫)

今日はいつもの週一の電話当番。
恒例の貯金の読書ネタで失礼します。









賛否両論が渦巻いている大ベストセラー、
高野和明氏著の「ジェノサイド」文庫化上下巻。
国家的陰謀系のノンフィクションは、
普段日本国家中枢機関のあられもない姿と接しております為、
正直あまり好みではなく、
ホワイトハウスペンタゴンも似たようなもまたべさと、
今まで敬遠しておりましたが、
あまり期待せずに本屋さんで上巻を立ち読みしてみると、
ついつい引き込まれてしまい、すぐに上下巻を購入しました。




ネタバレになりますので、
あまり内容には触れませんが、
一部に少し稚拙な設定や、
偏った民族的主観や歴史認識の表現があったものの、
その優れたリーダビリティ溢れるストーリー展開と、
主題となっている人類の英知を超えた存在の表現には、
すっかりとハマり込んでしまい夢中になってしまいました。





いや、これマジで凄い面白い。