開館時間 10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日は開館)・祝日の翌日・年末年始(12月28日〜1月3日)
入館料 無料 (ただし特別展企画展は有料の場合があり)
569-1136 高槻市郡家新町48-8
公式サイト → いましろ 大王の杜/高槻市ホームページ
一ヶ月ぶりの大阪出張でんがな。
初日の今日は午後イチで高槻市の会社に訪問するアポがありますけれど、
ついつい、いつもと同じ時間に家を出てしまった小市民。
新幹線で新大阪に着いてから、東海道線に乗り換えて、
目的地の一駅前の摂津富田で降りましたわ。
PDFのこの地図をi-Phoneで表示したまま、
てくてくと歩きまっせ。。。
摂津富田駅の「はにたん」はんに見送られて、
キャリーバックをゴロゴロと引きずりましてな、
徒歩20分で今城塚古墳に到着しましたわ。
さて、この古墳の何が凄いかっちゅうと、
おそらく継体天皇の天皇陵であると、
今の学説で証明されながら、
その他の宮内庁指定の天皇陵とは違って、
前方後円墳の中に自由に歩き散策出来るんてすわ。
要するに宮内庁はあくまでこれ天皇さんの墓やないゆうてますのや。
あんさん、継体天皇ちゅうたら、
八幡さまと言われる第15代応神天皇から、
第25代武烈天皇までいって一度途切れて、
その五代前の系譜に戻って武烈はんの姉か妹を皇后としたとされる、
第26代天皇、現天皇家のルーツともされるえらい大物の天皇さんやで。
でもおかげさんで、この通り内堀も円墳上も歩るき放題や。
しっかし、宮内庁認定の天皇陵やったら、
こない石室の上なんて絶対出入り禁止やで。
円墳周囲の堀は埋め立てられてましてな、
内堤にはトンネルまで掘られてまんねん。
トンネルの中の内堤の断面の様子でっせ。
石室発掘の様子の写真も掲示されてましたわ。
埴輪祭祀場があります。
いかにも観光用でひいてしまいますけれど、
石室基盤工の発見の展示など、
古墳通好みの展示もありますわ。
さて古墳から少し離れてますけれど、
とことこ歩いて今城塚古代歴史館にやってきましたわ。
立派な建物、立派なエントランス。
これで特別展以外は入場無料とは、
高槻市ったらごっつー太っ腹やでしかし。
写真撮影がほとんどOKっていうのもたいしたもんや。
ボランティアはんもおって、
いろいろと展示の説明をしてくれはります。
ここではもう、この古墳は継体天皇のお墓やでって、
すっかり確定してはりますけどな。
ここはホンマ、オススメの古墳と博物館ですわ。