「柚子の花咲く」(朝日文庫)

→ 「蜩ノ記」(祥伝社文庫)
→ 「川あかり」(双葉文庫)




はい。ご想像通り、今日は電話番でした。
読書ネタ、映画ネタは溜まりに溜まっておりますが、
最近読んで一番面白かった時代モノを紹介。





柚子の花咲く (朝日文庫)

柚子の花咲く (朝日文庫)





数少ない葉室麟さんの文庫化作品の一作。
村塾の師を殺された主人公が、
命をかけて隣藩に潜入を試みて、
その真相を探るという時代ミステリなんですが、
青春時代の淡い恋、友情。
そして息をのむ剣戟。。。
やはり藤沢周平さんの再来かのような葉室麟さん。
久しぶりに「蝉しぐれ」のように泣けました。




桃栗三年柿八年、
柚子は九年で
花が咲く