南御堂(御堂会館 真宗大谷派 難波別院)〜此附近芭蕉翁終焉ノ地碑〜

宗派 真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来
541-0056 大阪市中央区久太郎町4-1-11
公式サイト http://minamimido.jp/




南御堂  入口の石碑




さて続きましては、南御堂は御堂会館、
お東・真宗大谷派の難波別院です。
こちらは入口に山門を兼ねた、
巨大な四角いビルが建ち、
その門前に芭蕉の句碑があることと、
由緒の石碑が並んであります。



本堂入口  本堂




よく見ると本堂の左右にブタさん、
入口にマンガのお坊さんが立っていて脱力。
この本堂は昭和三十六年(1961)の再建。




本堂手前  本堂内



こちらは本堂内のご本尊に拝せます。
南無阿弥陀仏




鐘楼




この鐘楼の大梵鐘には、
文禄五年(1596)、大谷本願寺と銘があります。



芭蕉句碑案内  芭蕉句碑案内と庭園



門前の案内の通り、
松尾芭蕉の句碑があります。
これは天保十四年(1843)、
芭蕉150回忌に建てられたものとか。




芭蕉句碑




旅に病で
      ゆめは枯野を
            かけまはる
                          ばせを




此附近芭蕉翁終焉ノ地碑



松尾芭蕉はこの南御堂の門前にあった、
花屋仁左衛門宅の離れで五十一歳の生涯を終えました。
今は御堂筋のグリーンベルトに、
ひっそりとこの昭和九年(1934)建立の
「此附近芭蕉翁終焉ノ地」碑があるのみです。