→ 「風のマジム」(講談社文庫)
→ 「小説 星守る犬」(双葉文庫)
→ 「一分間だけ」(宝島社文庫)
→ 「まぐだら屋のマリア」(幻冬舎文庫)
→ 「キネマの神様」(文春文庫)
→ 「楽園のカンヴァス」(新潮文庫)
→ 「本日は、お日柄もよく」(徳間文庫)
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新年初の週のお馴染み電話番。
今月は暦の関係でたった二度しかないもので、
珍しく気合を入れて挑んだものの、
あんまり電話やメールもなくて拍子抜け。。。
そんな訳でやはり今年初の貯金の読書ネタでございます。
最近どうも面白い本がないと嘆いているものの、
まだまだ続くのは、原田マハさんマイブーム。
文庫化最新作は映画化も決定しているこちらです。
- 作者: 原田マハ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: 文庫
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岡山を舞台に、40代の人気少女漫画家の、
現在と高校時代がクロスする青春小説です。
私、岡山には縁も由もないもので、
ちょっと読み始めの感情移入に苦労しましたが、
あっそうそう、確かツイ友でもある、
ホッコリさんのとこのの事務員さんのかぽりんさんが、
岡山出身だったと思い出して、
オススメした後に読み進めました。
東京から岡山に引っ越してきたばかりで、
方言「でーれー(すごい)」を、
サルマネのように連発するばかりだった鮎子。
想像と妄想から生み出した架空の恋人との恋愛設定。
これを偶然読んでしまった武子との友情。
そして懐かしい80年代の岡山の思い出と、
同窓会で訪れた30年後の現代の岡山が交錯します。
そしてやっぱりラストは原田マハさんの流石の感涙。。。
まだお若いかぽりんさんにオススメしたものの、
登場人物の高校時代の設定は1980年。
私よりもちょっとお姉さん世代ですが、
岡山の青春の数々の描写は、
著者・原田マハさんの想い出そのものだったようです。
なんと完成したこの映画は、
来月二月に岡山先行上映するそうです。
ちょっと観てみたいかな。