御茶屋御殿跡 〜習志野⇄九十九里サイクリング(1)〜

265-0074 千葉市若葉区御殿町2549 他




→ 船橋東照宮(船橋御殿跡)
→ 鳳凰山本漸寺〜東金城跡を訪ねて・酒井氏一族供養塔・宝篋印塔〜
→ 「御成街道」関連の記事





習志野騎兵発祥の地碑前




五連休の二日目はまたまた急な思いつきで、
キャノンデールを買ったばかりのゾウと、
九十九里まで行ってみようということになりました。
恒例の「習志野騎兵旅団発祥の地」碑前で待合せて、
午前八時過ぎに京成大久保を出発でございます。




御成街道  御成街道の標識




東金までは御成街道を西に進みます。
何度かブログで触れておりますが、
この道は徳川家康が東金で鷹狩りを行なう為、
慶長十九年(1614)に土居利勝の指揮で造成された、
船橋から東金までの八里余(約36km)の街道。
家康・秀忠・家光が合計12回使用しました。




急に狭くなる御成街道  豪農




昔はほぼ直線だったそうですが、
現在は何度か曲がらなくてはなりません。
四街道を越えて再び千葉市内に戻ると、
急に道幅が狭くなります。
大きな門のある豪農が多くあり、
古くからの集落であったことがわかります。




御成街道から御茶屋御殿跡を望む  御茶屋御殿跡入口




上のリンクの船橋御殿・東金御殿とともに、
将軍の休憩所として建設された御茶屋御殿。
建物はいずれも残っておりませんが、
ここにはまだ遺構が現存しています。




御茶屋御殿跡案内とチャリ  御茶屋御殿跡案内



案内板の前にチャリを止めてしばし散策。




御茶屋御殿跡  土塁と薬研堀




敷地は一辺が120mの正方形で、
高さ2.5m〜3mの土塁と、
幅5m・深さ3mのV字の薬研堀がめぐらされています。
鷹狩りはレジャーではなく軍事演習の一環でした。
この時代はまだ徳川将軍といえ、
敵に攻撃される可能性を想定しているんですね。
戦国時代遠からじ世の遺跡です。




千葉酪農牛乳  




さて御茶屋御殿を後にしてしばらく進むと、
千葉酪農牛乳の工場に辿り着きました。




・おなりみるく工房  おなりみるくアイス売り場



その工場入口にある直売所、
"おなりみるく工房"でちょっと休憩。
しっかし"おなりみるく"ってスゲーネーミングだなおい。
牛乳は大好きだけとPPになっちゃうのでパスデス。




おなりみるくアイス  スプーン上げ




おなりみるくアイスはそりゃ名前の通り(?)、
とても濃厚で芳醇な味わいでした。
ゾウとのサイクリングって、
食ってばっかりのような気がする。(^^;)