祭神 仁徳天皇
公式サイト http://www.kouzu.or.jp/
さて谷町での打ち合わせを終えて、
難波方面に戻ろうと歩いていると、
この鳥居と拓殖大学の総長でもあった宇垣一成書の、
この「高津宮」の碑を発見しました。
仁徳天皇を主祭神とすることから、
境内の参道中央に、
この「仁風敷宇宙」「徳化洽乾坤」
と、記された碑がありました。
いい言葉だなぁ。。。
境内は、北野恒冨筆塚、
献梅碑と梅ノ井と、
いろいろと盛りだくさん。
こちらもやはり大阪大空襲によってが全て焼失し、
昭和三十六年(1961)に再建されました。
古典落語の「高津の富」や、
「高倉狐」「崇徳院」の舞台なんだそうで、
昔から大坂庶民の文化の地として、
いつも賑わっていたそうです。
境内の参集殿は「高津の富亭」と称され、
今も落語の寄席や文楽が行われています。
五代目桂文枝の最後の口演、
「高津の富」が演じられたのもここで、
文枝が亡くなった翌年の平成十八年(2006)、
この五代目桂文枝の石碑が建立されました。