「禁断の魔術」(文春文庫)




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さて今日も電話番で、
久しぶりの読書ネタです。。。
東野圭吾さんは大好きな作家さんの一人ですが、
実はどうもガリレオ・シリーズに関してだけは、
「ノックス十戒」に引っかかる部分が多くて、
全作読了しているもののあんまり思い入れがなく、
今までご覧の通りほとんどブログにアップしておりません。



「ノックス十戒
1.犯人は物語の当初に登場していなければならない
2.探偵方法に超自然能力を用いてはならない
3.犯行現場に秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない
4.未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない
5.中国人を登場させてはならない
6.探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない
7.変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない
8.探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない
9.“ワトスン役”は自分の判断を全て読者に知らせねばならない
10.双子・一人二役は予め読者に知らされなければならない



禁断の魔術 (文春文庫)

禁断の魔術 (文春文庫)





しかし、作者ご本人が、
このシリーズ最高傑作というだけはあって、
この文庫化最新作は、
本当に完成度が高くて、
実に興味深く面白かった。
いや、科学的なトリックは、
シリーズで一番少なかったかもね。。。(^^;)
最近、読んだ本で、
ここに挙げたいというものがしばらくなかったけど、
これは久しぶりに無条件にオススメ出来ます。