交通事故死15年ぶりに増加

交通事故年間死者と高齢者割合数推移






交通事故死 ↓
7000人切る(2005)
6000人切る(2007)
5000人切る(2009)
10年連続減少(2010)



本日の仕事始めは憂鬱な電話番デス。
ホントはダッシュで帰宅して、
今日が営業年始初日の、
夕眉二郎をキメるつもりが、
残念ながら夜の部は臨休。。。
そんな訳で珍しいカテゴリー、
【交通】の時事ネタで失礼します。




上記のリンクの通り、
過去に何度か話題にしておりました、
毎年年始に警察庁が発表する、
昨年一年間の交通事故死者の話。




平成十二年(2000)から減少を続け、
平成十七年(2005)には7000人、
平成十九年(2007)には6000人、
平成二十一年(2009)に5000人を切り、
昨年政府は3000人以下を、
目標としていたようですが、
結果的には前年を4人上回り、
4117人となって、
15年ぶりの増加となりました。



この交通事故死亡者数は、
事故発生から24時間以内の、
死亡者のみを数えていますので、
救命医療技術も影響しますが、
一昨年までのこの大幅な減少は、
車両の安全技術の向上と、
酒気帯び・飲酒運転の厳罰化が、
最も効果を上げた要因と思われます。
しかしやはりこれだけでは、
今後4000人を切ることは不可能でしょう。





高齢者人口が年々増加し、
これが加害者にも被害者にも
その割合が増加しているんです。
昨年の死者数も高齢者は54人の増加で、
死者総数のなんと54.6%は高齢者とか。
認知症等の運転者による事故も増えています。
やはり高齢者の運転免許制度に、
何らか抜本的な手を加えねば、
ここからの大幅な減少は、
かなり難しいと思われます。




でも・・・だからって、
民泊みたいな規制緩和や、
ライドシェアを推進するのは、
どうかと思いますけどねぇ。