- 作者: 亀井勝一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1953/04/07
- メディア: 文庫
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ワタシのような仏ヲタなお参ラーともなりますと、
こちらの亀井勝一郎著「大和古寺風物誌」や、
和辻哲郎、土門拳の「古寺巡礼」は、
バイブル的な存在となり、
"座右の名著" として、
いつも手元に置きたいものですが、
数年前に誰かに貸したままになったのか、
本棚に見当たらず、
文庫を買おうと書店を見ても、
在庫がある店に当たらず、
ついついそのままになっておりました。
古書とビールと鳥吉と pic.twitter.com/URQIo2m8gU
— makoto‐jin‐rei (@makotojinrei) 2016年9月24日
しかし先週の土曜日、
鳥吉での待ち合わせの前に、
向かいの古書店を覗けば、
なんとワタシの生まれた、
昭和四十四年(1969)の
新潮文庫の二十七刷があーるじゃありませんか。
定価110円で売値100円。
— makoto‐jin‐rei (@makotojinrei) 2016年9月24日
発行は自分の生まれた年つーね。 pic.twitter.com/482TmKLlr3
当時の定価は110円。
今の売値は100円。
文章は昭和十四年(1939)から、
昭和十七年(1942)にかけて書かれたものが多く、
初版はなんと昭和十八年(1943)。
しかしそんな古さを全く感じさせず、
悠久の歴史をスケッチしたかのような名著。
これを久しぶりに読んで、
また奈良に行きたくなりました。