「旅猫リポート」(講談社文庫)




→ 「ストーリー・セラー」(幻冬舎文庫)
→ 「キャロリング」(幻冬舎) その一その二
→ 「ヒア・カムズ・ザ・サン」(新潮文庫)
→ 「キケン」(新潮文庫)
→ 「図書館戦争」シリーズ全六巻(角川文庫) 
→ 「県庁おもてなし課」(角川文庫)
→ 「植物図鑑」(幻冬舎文庫)
→ 「自衛隊三部作」について
→ 「クジラの彼」(角川文庫)
→ 「ラブコメ今昔」(角川文庫)
→ 「空飛ぶ広報室」
→ 「シアター!」シリーズ(メディアワークス文庫)
→ 「フリーター、家を買う。」(幻冬舎文庫)
→ 「三匹のおっさん」(文春文庫)・「三匹のおっさん ふたたび」
→ 「レインツリーの国」
→ 「阪急電車」(幻冬舎文庫) ・DVD「阪急電車〜片道15分の奇跡〜」
→ 「有川浩」関連の記事




実は、昨日今日と、
先週のブログ編集に明け暮れました。
ようやく下記の記事が完成しましたもので、
ご笑覧いただければ幸いです。



→ 大仙陵古墳(伝仁徳天皇陵)・上石津ミサンザイ古墳(伝履中天皇陵) 〜百舌鳥古墳群〜
→ 自転車博物館サイクルセンター
→ 龍興山 南宗寺 (徳川家康墓 その二・千利休墓・三好長慶墓及び像等)
→ 西宮神社
→ 一鶴 西梅田店
→ 関西二重生活終了について









そんな訳で、貯金の読書ネタは、
有川浩さんの文庫化最新作「旅猫リポート」。
絵本や児童書にもなっていると、
噂には聞いておりましたが、
辛抱強く文庫化を待っておりました。




人間の言葉をほぼ理解出来る野良猫の主人公。
お気に入りの銀色のワゴンのボンネットで、
その持ち主のサトルと出会います。
交通事故で瀕死の重症を負った野良猫は、
サトルに助けを求めて助けられ、
ナナと名付けられてから
ナナとサトルの二人の生活が始まりました。
五年後どうしても最愛のナナを、
手離さねばならなくなったサトル。
二人は思い出の銀色のワゴンに乗り、
「ナナをもらってくれ」と、
旧知の仲間の元をめぐります。




児童書になるほどの絵本のような、
透明感のある爽やかな風景なんですが、
そこはあの有川浩さんですから、
それぞれの過去の様々な思い出を振り返りながら、
人生での後悔や感謝をほろ苦く描きます。
ラストは号泣必至ですので、
電車で読むのはあまりオススメいたしません、