2017年3月18日(土)〜6月11日(日)
開館時間 9:00〜17:00
(金・土〜20:00,4/30〜5/4〜18:00,入館は閉館の30分前迄)
入館料 一般・大学生 1600円
110-8718 台東区上野公園7-20
公式サイト http://www.kahaku.go.jp/
特別展公式サイト http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2017/daiei/index.html
国立科学博物館 → その一、産業技術史資料情報センター(移転)
数年ぶりの「科博」こと、
国立科学博物館。
いつも観仏会に、
無理矢理ゾウを付き合わせているもので、
たまには彼の得意分野の、
リクエストに答えました。
「大英自然史博物館展」とな?!
要するに「大英博物館」の、
「科学博物館」版いうこと?
て、ことはつまりはやはり、
大英帝国の泥棒・略奪の品評会に違いない!?
さすが写真撮影は、映像モニター以外、
フラッシュなしならOKという太っ腹。
日本の博物館・美術館も、
是非こうなって欲しいなあ。
さて、まずは、
「序章 自然界の至宝 〜博物館への招待〜」。
ここで印象的だったのは、
モロッコの4億8700万年前の、
交尾中に窒息死したという、
この三葉虫の群れの化石。
まさに歓喜と絶望のレクイエム。
(;´Д`)
白亜紀前期の肉食恐竜のカギヅメと、
イカの先祖と思われる、
ジュラ紀後期の頭足類の化石は、
珍しく自前、イギリスの出土品。
続いて、
「1章 大英自然史博物館の設立」に入り、
アジアスイギュウのツノと、
インドコブラの皮は、
統治時代のインドからの押収品??
大英自然史博物館創建時に作られた、
テラコッタ製のライオン。
そして古代エジプトのネコのミイラ。
この二つが近くにあるのは、
一体どういう関連なのか、
ネコ科以外のつながりが分からない。
「2章 自然史博物館を貫く精神」に入り、
「2-4 チャールズ・ダーウィンの進化論」が登場。
ダーウィンがペットにしていたという、
若いガラパゴスゾウガメの標本。
あの時代はかのダーウィンとはいえ、
希少動物の保護は二の次だったのか、
てか?「若い」って、
長生きさせられなかったのかよ?!
そして今回一番人気だったのは、
この始祖鳥の化石です。
ジュラ紀後期、ドイツ出土?
いつかっぱらったものなんだろう?
「3章 探検がもたらした至宝」になり、
イギリスの探検隊が「研究採取」の名の下に、
略奪した品々の数々。
日本からは日本アシカや粘菌、隕石に、
写真のこのタカアシガニ。
「4章 私たちの周りの多様な世界」には、
このアメリカ、1万2000万年前の、
サーベルタイガーや、
同じ時代のアルゼンチン、
オオナマケモノの全身骨格標本は大迫力。
霊長類の化石がいくつも並び、
フィナーレが近づく雰囲気がマシマシ。
「5章 これからの自然史博物館」は最終章。
隕石で作られているという、
このグリーンランドのイヌイットのナイフは、
金銭で譲り受けたものなんだろうか?!
そして最後の最後の展示が、
なしてイッカクの頭骨なのか?、
ワテなんやようわからへんですわ知らんけど。
写真撮影がフラッシュなしならOKで、
この大英自然史博物館外観パネルの、
記念撮影コーナーは至れりつくせりですけど、
博物館自体のその歴史と、
各研究者の足跡はよく分かりましたが、
標本、展示品、一つ一つの説明は、
少し足りなかったような気がします。
さてすでに閉館間際の時間でしたが、
この複座の零式艦上戦闘機二一型や、
ティラノサウルスなど、
常設展を足早に見学しまして、
国立科学博物館を後に致しました。
では、みろく、ゾウ、
今回も一緒に遊んでくれてありがとう。
また一緒遊びに行こう。