299-4503 いすみ市岬町和泉2650
今月末にはゾウと二泊三日で、
念願の秩父三十四ヶ所巡礼の予定ですが、
今日は同じくゾウと二人で、
千葉県海岸線・川岸線、
完全一周計画の続きをやります。
ほな海岸線走破最終予定日の今日は、
東金九十九里有料道路の終点から、
前回中断した勝浦駅を目指しましょか?!
いつものようにJR津田沼駅のコンコースで、
チャリをバラして輪行袋に詰めまして、
まずは総武線快速でJR千葉駅へ。
他の方の邪魔にならぬように、
一番前の車両に乗り込むと、
輪行の方は他にも二人いらっしゃいました。
さて千葉駅で、外房・東金線、
8:00発の成東行きに乗り換えます。
東金駅の一つ手前の福俵駅に、
8:30に到着しました。
ここが東金九十九里有料道路に、
一番近い駅になります。
単線の無人駅で、
改札はSuicaのタッチのみ。
切符の販売機もなく、
乗車地証明書の発行機があるだけで、、
「これ残高足りなかったらどないすんねん?」
と、呟くと、ご親切な地元の方が、
「近くのセブンイレブンまで行ってチャージします」
と、教えてくれました。
さて、その福俵駅前でチャリを組み立てました。
まずは、九十九里有料の始点を目指します。
福俵駅前から東金駅方面へ北東へ走り、
ぐるりと回りこむような形で、
東金九十九里有料道路入口へ。
駅前から握りしめていた、
軽車両の通行料20円を、
料金箱に投げ入れまして、
信号のない直線一本道の、
約10kmを思い切り飛ばします。
さて、原動機付自転車こと、
原付一種、原チャリには、
最高速度30km/hという、
法定制限がありますが、
素の自転車であるチャリに、
その決まりはありません。
ですので制限速度は車と同じ、
この道路では60km/hでもOKなのです。
東金九十九里有料の終点を降りましたら、
右折して九十九里ビーチラインを南下します。
これより海岸線走破計画の実行開始デス。
昨年GWに一泊した、
九十九里・太陽の里前のファミマで、
本日最初の休憩を取りました。
一宮で海水浴場に出ると
波がかなり高く荒く、
遊泳禁止の赤い旗🚩が出ていました。
一宮海岸から、
九十九里一宮大原自転車道を走ると、
だんだんと道幅が狭くなり、
知らぬ間に一般道に出てしまいました。
さて自称・灯台マニアとしましては、
太東崎灯台に行ってみましょう。
海岸線の小高い山の上にあるようです。
そう!、山の上の↓の先が灯台です。
大の坂道嫌いのワタシとゾウですが、
秩父のヒルクライムの予行練習をしましょうか。
しかしなんということでしょう。
突然リアのギアがおかしくになり、
インナー側の三段にどうしても入りません。
いろいろとワイヤーを引っ張ったり、
ディレイラーの調整を試みるも、
全く治りそうにありません。
スマホで自転車屋さんを検索するも、
この近くの営業しているお店で、
ロードバイク修理可能な所はなさそう。
┐(´д`)┌
もの凄くカッコ悪いことに、
途中からチャリをひいて、
海抜58mの高台に上がったワタシ。
どうにか太東埼灯台に到着しました。
さて、高さ16mのこの灯台は、
昭和二十五年(1950)に設置され、
昭和二十七年(1952)に初点灯。
当初は海沿いに建てられましたが、
海岸浸食で倒壊の恐れが出た為に、
昭和四十七年(1972)に100m後方の、
現在地に移築されました。
小学生の頃に通っていた塾の合宿が、
毎年、太東の民宿であり、
この高台からよく写生をしたもので、
実はこの灯台に来るのは36年ぶりのこと。
苦労して上りましたが、
景色はご覧の通りの絶景です。
嗚呼、やっぱり上ってヨカッタ。
この凹地は戦争中の機関銃座跡で、
ここに電波探知機があったので
米軍グラマンF14艦載機や
硫黄島からのP51戦闘機の、
攻撃目標になったそうで、
それ迎撃していたとか...。
((((;゚Д゚)))))))
さて結局ギアは直りませんが、
とりあえず山は下りれます。
上りはかなりキツイけんども、
だましだまし勝浦を目指しましょう。