宗派 曹洞宗
本尊 十一面観世音菩薩
ご詠歌 あらましを 思ひ定めし 林寺 かねききあへづ ゆめぞさめける
368-0025 秩父市桜木町21-3
さて第十六番・西光寺から、
比較的新しい住宅地を、
北東方向に約1.3km、
第十七番・定林寺に着きました。
山門はなく、
参道の手前右に、
この鐘楼があります。
昔秩父巡礼中に出産し、
赤子を捨てた女性が、
結願して帰宅すると、
捨てたはずの赤子が土間にいて、
近くに定林寺本尊の、
御影があったことから、
深く反省をしまして、
寄進をしたというこの梵鐘。
(拾った人が納札見たのでは?
子育する経済力なくて鐘を寄進?)
宝暦八年(1758)の銘があり、
日本百観音の本尊が、
浮彫になっていて、
御詠歌が刻まれています。
彫刻や天井絵、
掲額が美しい、
宝形造の本堂は、
幕末の建立ですが、
まるで阿弥陀堂のような、
回廊があります。
その回廊の裏手には、
このご本尊とつながった紐があり、
これを握り祈れば、
観音様との結縁を得ます。
こちらもどうやら、
アニメの舞台になったようで、
神社仏閣に似つかわしくない、
若者の姿がチラホラ見えました。
札所 17番 定林寺。 pic.twitter.com/nyM9VrJomJ
— ぞう@千葉県に山はない。 (@zou059) 2017年8月26日