【秩父第三十番】瑞龍山 法雲寺

宗派 臨済宗建長寺派
本尊 如意輪観世音菩薩
ご詠歌 一心に 南無観音と 唱ふれば 慈悲ふか谷の 誓ひたのもし
369-1912 秩父市荒川白久432





ローソンで休憩






第二十九番・長泉院を出て、
第三十番・法雲寺に向かう途中、
多くのチャリダーが立ち寄っている、
このローソンにて小休憩。
ボトルに氷を入れようかと、
店内に入ると...。
あれ?、財布がない......。

賽銭の小銭や、
納経代は別の巾着ですので、
最後に財布を出したのは、
第二十八番・橋立堂境内の、
土津園で食べた、
あのソフトクリーム代か...?
とにかく調べて電話をしようと、
iPhoneを取り出すと、
知らない番号から着信があったようで、
ショートメールも届いています。
やはり土津園の前で落としていたようで、
女将さんが、財布の中身を見て、
宿の領収書から携帯を問い合わせて、
電話とメールをくれたんだとか...。




旧道で橋立堂へ戻る




ローソンにゾウを待たせて、
来るときには回避した、
最短距離の細い山道を選び、
第二十八番・橋立堂に戻りました。




戻ってきた財布と差入れ  戴いた燻玉を食す




無事に財布は戻りまして、
急いでゾウの待つ、
ローソンに戻りました。
大変申し訳ありません。
キチンとした御礼も、
出来なかったばかりか、
逆に土津園の女将さんから、
生茶のペットボトルと、
燻製玉子を差し入れで頂戴し、
誠に恐縮しております。
自宅に帰ってから、
改めて御礼致します。




改めて30番を目指す  鉄橋を渡る




さて改めて次の札所を目指します。
国道を6.5kmほど三峰口方面に上り、
白久駅方面に左折して、
鉄橋で荒川を渡ります




法雲寺




谷津川に沿って、
700mほど坂を上ると、
第三十番・法雲寺入口に到着しました。




観音堂への石段  観音堂を望む



こちらも花と緑がとても美しい境内。
まずは本堂前を素通りしまして、
石段を上り観音堂を目指します。




観音堂



建立は江戸時代初期で、
享保年間(1716-1736)に改築し、
寛政年間(1789-1801)に、
回縁を増築したという観音堂
朱塗りが緑に映えて美しいです。
本尊は唐の第九代皇帝の玄宗が、
楊貴妃の供養の為に作った如意輪観音を、
道元が持ち帰ったという伝説があります。



観音堂からみた庭園




観音堂から見た境内も、
とても端正で美しく、
箱庭のようにバランスが取れています。



本堂



本堂前の池も美しく、
まるで浄土庭園のようです。




第30番朱印