西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

宇都宮二荒山神社

下野国一宮・延喜式内社(名神大)論社・旧国幣中社別表神社
祭神 豊城入彦命
320-0026 宇都宮市馬場通り1-1-1
公式サイト http://www.futaarayamakaikan.jp/




→ 日光二荒山神社
→ 日光二荒山神社 中宮祠







さて最後は神社デス。
日光二荒山神社と、
延喜式神名帳の論社となっている、
この宇都宮二荒山神社
現在は、日光、宇都宮の両社ともに、
式内名神大社
下野国一宮を称していますが、
実は祭神は全く異なります。
日光社の言い分としては、
「二荒山」が男体山の古名であり、
二荒の読みが「日光」となったことにあり、
ワタシもおそらくそれが、
本来の式内社で、
こちらはその同一の、
下社であったのであろうと、
勝手に想像しています。
上社の日光社は、
日光三山(男体山、女峰山、太郎山)、
そのものを祭神とし、
下社のある宇都宮社は、
下毛野氏の祖神を祀ったのではないでしょうか。
いずれも下毛野氏にゆかりの深い神社です。





鳥居  参道



大通りの木製の巨大な大鳥居と、
表参道の石段は九十五段。



神門></a>




石段の上は唐破風の神門で、
左右八間の廻廊が配されています。
この神門を入ると、
東側に神楽殿があり、
西側に手水舎と、
神符守札授与所があります。



<a href=拝殿  本殿




社殿は明治十年(1877)の再建。
入母屋造の拝殿と神明造の本殿が、
相の間で結ばれた珍しい様式。
宇都宮の中心の丘にあり、
今も街を見守っているといった、
悠久の神々しさがある、
とても厳かな神社でした。




みんみん本店  東北道




さて宇都宮二荒山神社を参拝後、
すぐ近くの宇都宮餃子の老舗、
みんみん本店を覗きましたが、
さすがの超大行列で、
尻尾を巻いて習志野へと戻りました。
てか、お腹減ってないしね。( ´_>` )
最後はかぼちゃんの運転デス。