Prime Video「ラ・ラ・ランド」





話題の「ラ・ラ・ランド」が、
Amazon primeで無料になったので、
遅ればせながら観てみました。








近年のオスカー作品賞のノミネート作品で、
これほどまでに評価の分かれる作品は、
とても珍しいと思います。
アカデミー賞が白人ばかり受賞することに、
多くの批判か集まっていた中で、
発表された第89回の作品賞は、
ラ・ラ・ランド」と発表され、
オスカーを受け取りスピーチが始まりました。
ところがなんとその最中にそれは間違いで、
黒人青年の逆境の人生を描いた、
「ムーンライト」であると訂正されました。
しかしこれで逆にこの「ラ・ラ・ランド」は、
多くの話題を集めて興業的に大成功を収めました。
とは言え、とにかく大絶賛する人と、
つまらないとこけ落とす人の、
格差が大きい作品なんです。
確かにミュージカル作品は、
なんでわざわざミュージカルにしちゃったの?
・・・的な作品も多く、
評価が分かれることは多いんですが、
昨日話題にした、
あの「ブルース・ブラザーズ」等は、
ミュージカルにしなければ、
絶対に描けない作品。
これもある意味、
ミュージカルじゃなくちゃ、
絶対に描けない作品なんです。
ネタバレは書きませんが、
新たな映画の可能性を、
いくつも秘めていますし、
人生の選択が人生の岐路となり、
後に振り返った時のような、
ほろ苦い思い出や後悔を表現した、
この脚本と演出にはとても感動しました。
この作品を観てつまらないという人は、
おそらく人生に何の後悔や失敗もなく、
とても幸せで充実した人か
あるいは夢を少しも追いかけたこともない
とても薄っぺらい人生を歩んだ人でしょう。
ただし、主演男優は、
ブレードランナー2049」そのまんまだし、
主演女優は「バードマン」の、
主人公の薬物依存症の娘にしか見えず、
しばらく感情移入に時間かかりました。
(;´Д`)




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と、いうことで、
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