西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

天然源泉の宿 ことゆう & スパリゾート雄琴 あがりゃんせ 〜琵琶湖一周サイクリング(ビワイチ)初日-4〜

520-0102 大津市苗鹿3-9-5
公式サイト 
https://www.kotoyuu.jp/
https://www.agaryanse.co.jp/






琵琶湖一周サイクリング(ビワイチ)初日→ 123





サイクリングコースに戻る





さて大音交差点に戻りまして、
本来のビワイチコースへと戻りましょう。




賤ケ岳トンネル手前  賤ケ岳古戦場





大音交差点から西に進むと、
賤ケ岳トンネルがありまして、
その手前の右手があの、
賤ケ岳古戦場古戦場なんだとか。
羽柴秀吉柴田勝家の、
天下をかけた戦いが、
ここで行われたんだと思うと胸熱。
どうやら「賤ヶ岳の七本槍」は、
秀吉が喧伝した虚名らしいけど、
やっぱり特別な思い入れのある合戦地。




→ 賤ヶ岳の戦い - Wikipedia






賤ケ岳トンネルを越える  飯浦






この賤ケ岳トンネルが狭くて、
車の通行量が多くて、
大袈裟ぢゃなく、
マジ死ぬかと思った。
写真を撮る余裕すらナッシング。
ガイドブックでは、
脇の旧道を進めているけど、
旧道なんてどこにあるんか、
さっぱりわからんチンでした。
しかしトンネルを越えると、
飯浦はなかなかの風景。




ビワイチの路面案内





基本ビワイチのコースには、
この路面のマークと、
青い矢印が所々にあるんだけど、
結構迷う分かれ道や、
大きな交差点になかったりして、
なんだかとっても不親切。





琵琶湖最湖北を進む  琵琶湖最湖北を進む




琵琶湖の最北端、奥琵琶は、
日本海まであと数十km。
この辺りは滋賀県とはいえ、
関西というよりは北陸というイメージ。
しかし空が真っ暗になって来た。
スマホで雨雲レーダーを見ると、
もうすぐ強い雨が降るという予報。




道の駅 塩津あぢかまの里




急いで道の駅・塩津あぢかまの里に退避。
実はランチのサラダパンはここで食べました。
雨が降る寸前にチャリを屋根の下に停めて、
個室でシンキングタイムを過ごしていると、
突然の雨にチャリの、
トップチューブバックに載せていた、
コンデジRX100M3が、
雨どいから流れた水で滝行状態に...。
Σ( ̄Д ̄ )
ゾウが気付いて救出してくれましたが、
ワタシが戻るとカメラは、
すでに風呂上がりの様相。
(´;ω;`)ウッ…
とりまカメラは奇跡的に動きまする。
さぁ、先を目指しましょう。





近江塩津駅  道を確認する




青三角の案内がなくて、
そのままずんずんと直進すると、
えっ?、近江塩津駅??
おいおいゾウ、ゾウ、
ちょっと待った、ちょっと待った!!
このままだと敦賀に出てしまうってば!
塩津街道を塩津の交差点まで戻りました。




奥琵琶湖パークウェイ手前  奥琵琶湖パークウェイは通行止め





当初予定をしていた、
ビワイチ唯一のヒルクライム
奥琵琶湖パークウェイは、
かなり前から通行止めなんだそうで、
そのままで湖西線に沿って、
西へと進みました。





岩隈トンネル手前から琵琶湖を望む  歩道の広い岩隈第二トンネル




岩隈トンネル手前から、
集落と琵琶湖湖面を望めば、
なかなかの里山の風景。
その先は上下二つに分かれて、
歩道の広い岩隈第二トンネルは、
とっても広くてスイスイ楽チン。




永原駅  永原駅のチェックポイント




さて次のチェックポイントの、
永原駅にトウチャコしますた。
おいおいゾウ、ゾウ、
ここチェックポイントでっせぇ。
怒鳴っても携帯に電話をしても、
ゾウは気付かずに、
ずんずんずんずん、
先に進んでしまった。
仕方ないのでワタシ一人は、
駅に立ち寄りチェックチェック。




大浦川沿いを南下




浦川沿いを南下して、
琵琶湖に戻る途中に、
ゾウがボーとワタシを待っていました。




大浦漁港  大浦橋




ゾウがチェックをしに、
永原駅に戻っている間に、
大浦漁港・大浦橋でしばし休憩。
おーいゾウ、まぁーだぁー??




奥琵琶湖  小トンネルの連続が続く





さてゾウが戻りまして、
最北の奥琵琶湖より、
琵琶湖の西岸を南下を致します。
自治体は長浜市から、
高島市マキノ町に変りました。
小トンネルの連続が続きますが、
ほとんど何もない山間の風景。




マキノの古い街並み  マキノから見た竹生島




マキノ港の手前で、
マキノの古い町並みに出ました。
マキノから見る琵琶湖最北の島、
竹生島もなかなかの絶景。





今津港  今津港のチェックポイント
今津港桟橋  遠くに見える竹生島




さて今津港にトウチャコです。
何とここのチェックポイントは、
ベンチの背もたれに隠れていました。
こちらも観光船はやはり、
台風の影響で欠航で、
竹生島へ渡る船は桟橋にありました。
何故かお土産店の犬に吠えられて、
しっぽを巻いて先を急ぎます。
しかしこの辺りから、
どうもゾウがヘタリます。




バーベキュー場の火災  もっと南へ




向かい風と暑さにやられたのか、
大量の滝汗をかいて、
ヘタるゾウ氏(48)お嫁さん募集中。
珍しくワタシが前に出て引っ張るも、
かなりの不調のようで、
気が付いて後ろを見ると、
ゾウの姿が全く見えません。
途中BBQ場で火災があったようで、
その近くの自販機の前で、
歩道に座り込んでしばしの休憩。
ゾウはここで少し持ち直して、
もうちょっと先を目指すことに。
全周200kmの琵琶湖一周、
今日は出来るだけ100km以上進み、
明日の貯金を作りたい。





近江高島駅駅前の謎の放水  近江高島駅駅前





コンビニ目当で、
近江高島駅駅前に入りましたが、
駅前では水道施設が壊れていて、
豪快な放水?があったり、
この意味不明な、
巨大なガリバー像があったりと、
とにかくビクーリなワンダーランド。



ガリバーメルヘン広場の案内  大溝城遺構の案内




なんや意味不明な"高島町"が立てた、
ガリバーメルヘン広場の案内。
「固定した観念にとらわれず」
の、為にここまでやるか?!
ふるさと創生資金なの?、
当時の町長の独裁なの??、
謎は深まるばかりなり。
ガリバーメルヘン広場に、
べったりと案内が貼られているけど、
大溝城遺構を前面に、
押し出すべきぢゃないかと。




ガリバー像





当の巨大なガリバーは、
そんなことを気にするべくもなく、
この駅前に建ち続けます。




大津市を目指す  白髭神社の鳥居





さて後、約30数kmで、
大津の市街地に出ることを知った我々は、
とにかく老体に鞭を打って、
もうしばらく南下することを誓いました。
立ち寄りたかった白髭神社は、
沖合の鳥居を走りながら眺めなだけで、
黙って通り過ぎました。




高島市から大津市へ  大津市内に入る




程なく高島市内から、
大津市内に入りますが、
それは古都である、
巨大な大津市です。
市街地はまだまだ、
遠い彼方の南デス。





サイクリングコースは内陸へ  湖西線下のサイクリングコース



サイクリングコースは内陸へ誘導され、
湖西線下のコースはとてもつまらなくって、
今回のビワイチでここまで最低の風景。




湖岸線に戻る




ようやく湖岸線に戻り、
琵琶湖大橋の手前で、
国民休暇村入口をハケーンしたので、
ちょっと立ち寄って空室を訪ねましたが、
残念ながら今夜は全室満室とのこと。




おごと温泉駅入口  大津市立おごと温泉観光公園




地図で「おごと温泉駅
と、いう文字を見つけて、
倒れそうな老体を震わせてもう少し。
本来営業時間の18時を5分過ぎている、
大津市おごと温泉観光公園ですが、
普段は大人しいゾウが図々しく突撃。





天然源泉の宿ことゆう&スパリゾート雄琴あがりゃんせ入口  天然源泉の宿 ことゆう & スパリゾート雄琴 あがりゃんせ




そこで情報を頂戴した、
健康ランドを併設するホテル、
「天然源泉の宿ことゆう」&
スパリゾート雄琴あがりゃんせ」
に、参りました。






天然源泉の宿 ことゆう  フロントで預かってもらったチャリ二台





天然源泉の宿ことゆうは、
素泊まりならば一室OKとか。
チャリもフロントで預かってくれました。





ロビー  ロビーからの眺め




耐震工事を上手く誤魔化した一階ロビー。
どうやらホテルが先にあって、
その改装に合わせて、
最近日帰り温泉健康ランドを、
併設したという想像が働きます。



部屋  部屋の窓からの眺め



部屋はすでに布団が二つ敷かれていて、
ちょっとドン引きしてしまいましたが、
やや狭くとも清潔な和室デス。
琵琶湖ビューもバッチグー。




連絡通路  スパリゾートあがりゃんせ





専用館内着に着替えて、
オーナーの所有らしき、
絵画が飾られた連絡通路を通り、
スパリゾートあがりゃんせへ。




あがりゃんせの風呂  あがりゃんせの風呂
あがりゃんせの風呂  あがりゃんせの風呂
あがりゃんせの風呂  あがりゃんせの風呂





関西最大級という、
温泉施設の各種風呂にて、
本日の疲れと埃を洗い流します。




旬食菜彩 葦の花




素泊まりなので、
夕食は温泉施設のお食事処、
「旬食菜彩・葦の花」で頂きます。
精算は手首のロッカーキーで、
明日の朝の一括払い。





生ビールで乾杯  びわ湖名物三点盛り(480円)





まずは生ビールで乾杯。
今朝、バイキングで、
とても美味しかった赤蒟蒻のある、
びわ湖名物三点盛り」(480円)。




串焼き五種盛り(1560円)  グリーンサラダ(510円)
ごぼうの唐揚(510円)  海老揚げ餃子(650円)




串焼き五種盛り(1560円)、
グリーンサラダ(510円)、
ごぼうの唐揚(510円)、
海老揚げ餃子(650円)と、
琵琶湖名物メニューとは程遠い、
所謂、居酒屋メニューですが、
これはこれでまあまあ美味かった。



シークワーサーハイ






二杯目は沖縄産という、
シークワーサーハイで〆ました。
後は部屋で缶チューハイ飲もう!





行程図(初日)

走行距離 123.02km
平均時速 19.7km/h
最高速度 35.8km/h
走行時間 10:23.23
消費カロリー 3,902cal


どうにかこうにか、
20km超の貯金が出来ました。
実は台風の影響が残り、
北上は追い風でしたが、
南下はずっと向かい風でした。
さて残るは後約80km。
ただ走るだけならば余裕ですが、
まだ観光したいスポットもあり、
実はビワイチ完走後に、
行きたい場所もありますうふふ。
明朝はなるべく早く起きて、
チャッチャッとスタートしよう。