開催期間 2018年9月19日(土)〜2018年11月11日(日)
開催時間 10:00〜18:00(入館は閉館の30分前)
(金曜日・土曜日・9/23(日・祝),10/7(日)は20:00まで)
休館日 火曜日(11/6(火)は18:00まで開館)
観覧料金 一般1,500円(前売1,300円)、大学生・高校生1,000円(前売800円)、中学生以下無料
107-8643 港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
公式サイト https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2018_4/index.html
サントリー美術館 → その一(国宝三井寺展)、その二(高野山の名宝)
さて最後は上野・東博から、
日比谷線で六本木に出まして、
四年ぶり三度目のサントリー美術館。
平安初期の貞観十六年(874)、
空海の孫弟子の理源大師聖宝が、
創建した醍醐寺の特別展。
聖宝は准胝観音と如意輪観音を、
笠取山頂上に安置して開山し、
同山頂付近を「醍醐山」と名付けました。
「第一章 聖宝、醍醐寺を開く」
ですが、冒頭いきなり今回のメインである、
重文の如意輪観音坐像がドーン。
そして国宝の空海筆、大日経開題と、
これでもか、これでもか。
現在の醍醐寺の本尊である、
国宝の薬師如来坐像両脇侍像は大迫力。
創建者の聖宝坐像がしたり顔でなかなかリアル。
「第二章 真言密教を学び、修する」
しとて、何度か他の特別展でお逢いした、
重文の五大明王像が登場。
大威徳明王の乗る水牛のチョッパーくん久しぶり。
「第三章 法脈を伝える ─ 権力との結びつき─」
は、絵画、書状と国宝がずらり。
この三国祖師影も当然国宝。
「第四章 義演、醍醐寺を再びおこす」で、
秀吉絡みの展示が並びます。
いかにも金ピカ秀吉好みの金天目・金天目台や、
豊臣秀頼、前田利家の重文・醍醐花見短冊。
最後はどどーんと、
重文の三宝院障壁画・柳草花図(表書院上段之間)
に、見送られました。
いやいや流石に三件ハシゴは疲れちゃった。
みろくの万歩計によると、
一万数千歩歩いていたとか。