水辺のカフェ 北斎 〜霞ヶ浦一周サイクリング その三(1)〜

営業時間 11:00〜15:00
定休日 月曜日・火曜日
311-2436 潮来市牛堀10-1





霞ヶ浦一周サイクリング → その一その二











昨日霞ヶ浦の湖岸線の残りを、
すべて走りましたが、
それでもそれは狭義の「霞ヶ浦」で、
正式には「西浦」一周なんだそうで、
真の"霞ヶ浦一周(カスイチ)"ではないとか。





霞ヶ浦全景  霞ヶ浦全景図





日本第二位の霞ヶ浦の湖面積220.0km2は、
一般的に霞ヶ浦と呼ばれる西浦(172km2)と、
北浦(36km2)、外浪逆浦(6km2)、
そして常陸利根川(6km2)を合わせた総称で、
水際線延長はなんと249.5km。
琵琶湖の235.0kmよりも長いんだとか。
ほんならこっちが日本一やないか知らんけど。
よっしゃー、全部走ろうぢゃないのゾウ。




→ 霞ヶ浦 - Wikipedia






行方市公民館・文化会館  駐車場に車を停める




まずは北浦の北西に位置する、
行方市公民館・文化会館の、
駐車場に車を停めさせて頂きました。




鹿行大橋北西袂を潜りスタート  北浦西岸を南下する





時刻は朝九時。
北浦北部の横断橋、
鹿行大橋の北西袂をくぐり、
二日目をスタートします。
しばらくは北浦西岸を南下。





北浦  北浦西岸を南下する




曇ったままで肌寒い北浦ですが、
走り出すと段々と身体が温まります。
前方左に北浦中央を横断する、
北浦大橋が見えて来ました。





北浦の看板とチャリ  白鳥の里





北浦の看板にて、
お約束のチャリ記念撮影。
白鳥の里という水鳥の餌場には、
白鳥の姿は見えませんが、
大量の鴨が集まっていて、
ガアガア、ガアガアと、
物凄い鳴き声が大迫力。









工事中を迂回する  県道188号線





本日発の工事中を迂回すると、
県道188号線に出てしまいました。





神宮橋をくぐる  新神宮橋手前




再び湖岸線に戻り、
新神宮橋、神宮橋と、
二つの橋をくぐります。




鰐川に出る  鰐川西岸






この二橋の先は、
所詮人間が定めた線引きですが、
北浦は鰐川と名前を変えます。
鰐川の西岸もひたすら南下。





鰐川橋北東袂  外浪逆浦北岸





更に鰐川橋の先の、
まるで痔瘻患部の膿溜のような部分は、
外浪逆浦(そとなさかうら)
と、いう名称になります。
この北岸を西にひたすら進みましょう。
ちなみにこの北にあったという、
内浪逆浦(うちなさかうら)は、
昭和初期の干拓で消滅しました。






北根川南岸東関道・利根川橋北東袂  北利根川北岸





東関道・利根川橋の北東袂に出ました。
歩行者・自転車は下にぶら下がった歩道で、
対岸に渡れるようで、
利根川を走らないのであれば、
ここを渡りますが、
しばらく悩んだものの、
今回の目的はカスイチ完全走破!!
ここを通り過ぎて、
利根川北岸を西に進み、
西浦との境界線の、
北利根橋を目指します。




潮来ホテル手前  前川あやめ園





潮来の中心街に出ました。
左には潮来ホテルと、
前川あやめ園が見えます。





潮来あやめの碑





水戸のエロ爺さんの句を刻んだ、
あやめの碑は八年ぶりの再訪でした。




→ 前川あやめ園 〜あやめの碑・潮来花嫁さん記念歌碑・潮来笠記念歌碑〜





水上スキー





利根川(常陸利根川)では、
水上スキーが盛んに行われています。
なんだか見ているだけで寒そうデス。




北斎遊学館手前  北斎遊学館




大谷石の古い蔵を利用した、
北斎遊学館に辿り着きました。
何やら大勢人が集まって、
わいわいがやがや賑わう様子。




窯  窯の中のピザ





蔵のテラスの下で、
窯でピザを焼いているよう。
二階は今年オープンしたばかりのカフェとか。
サイクルラックもあるので、
今日のランチはここにしようやゾウ。



二階のカフェ入口  テラス




外階段から二階のカフェの、
入口に上がりました。
水辺のカフェ北斎さん。
テラスも開放的ですが、
今日はちょっと寒すぎます。





二階の客席  三階




二階の客席は書斎的な雰囲気。
ロフト的な三階もあります。




水辺のカフェ北斎の案内  メニュー




水辺のカフェ北斎の案内。
ランチメニューから、
ワタシは生姜焼き定食、
ゾウはカレーをお願いするも、
なんと白いご飯を炊き忘れたそうで、
カレーはどうしても間に合わず、
生姜焼きも混ぜご飯か栗ご飯になるとか。
仕方がないのでゾウも生姜焼きに変更し、
ご飯は混ぜご飯でお願いしました。




サービスのカレーとパン  パンにカレーをつける



カレーがダメだったお詫びにと、
焼きたてのパンとカレーのサービス。
おばちゃん、あざます。
どうかご飯のことはもう気にしないで。
いやいやこのカレー美味いなゾウ。




定食に付いているコーヒーー  サービスのカレーピザ




はて?、
サービスなのか、
定食に付いているのか、
食事の後先も聞かれずに、
いきなりコーヒーが出てきました。
これが意外に美味くてビックリ。
更に試食にと下の窯で焼いたばかりの、
カレー味のピザも頂きました。
もうなんだか勝手にいろいろ出てくる、
親戚のおうちに行ったかのような待遇。





美明豚の生姜焼定食(800円)






美明豚の生姜焼定食(800円)。
新鮮野菜たっぷり、
豚肉チョー美味し、
混ぜご飯もお代わりをうながされて、
ついつい図々しく頂戴しました。





KK  健康茶




大満足のKKで、
食後の健康茶も、
これまた美味し。




頂いたおにぎり




ようやく白いご飯が炊けたようで、
「自転車の途中で食べてください」と、
このおにぎりを頂戴しました。




一階の売店  お土産に頂いた新米




さて伝票を持って、
一階の産直品売店のレジに行くと、
なんと二人で「1100円」と書かれています。
あまりに申し訳ないもので、
定価の800円×2=1600円はお支払いいたしました。
おまけに試供品の新米を一合も頂戴。
ここは是非再訪して今度はカレーは頂きたいデス。
おばちゃん、おじさん、ごちそうさまでした。




北利根橋南東袂  北利根橋





さてサイクリングに戻ります。
前回その一のスタート・ゴール地点だった、
西浦と北利根川の間にかかる、
北利根橋南東袂の南東の袂に出ました。




北利根橋上から見た北利根川  対岸から水辺のカフェ北斎を望む 




北利根橋の上から、
利根川を眺め、
今度は南岸を東に進みます。
対岸から先ほどの、
水辺のカフェ北斎が見えます。




加藤洲十二橋入口





八年前に舟でくぐった、
加藤洲十二橋の入口。




→ 水郷国定公園 潮来十二橋めぐり





北根川南岸東関道・利根川橋南西袂  外浪逆浦に戻る






北根川南岸でまた、
東関道・利根川橋をくぐり、
再び外浪逆浦に戻ります。




附洲揚排水機場手前から砂利道  長い長い砂利道





しかし余裕のよっちゃんだったのはここまで。
附洲揚排水機場の手前から砂利道になり、
いつまでどこまで続くのか分からないまま、
なんと砂利道は約5km以上続きました。
掌は痺れ、腕や肩はパンパンになり、
尻はヒリヒリになりました。




ローディ殺すにゃ刃物は要らぬ、
砂利道5kmも続きゃいい。
(´;ω;`)ウゥゥ




今来た砂利道を振り返る




ようやく舗装路に出て、
今来た砂利道を振り返ります。
嗚呼自分で自分を褒めてあげたい。
( ´艸`)




息栖大橋  再び茨城県へ





ここで一瞬千葉県内に入りますが、
息栖大橋で再び茨城県内へ。




常陸利根川東岸  息栖神社




常陸利根川の東岸はちゃっと舗装路。
ビバ・舗装路!!
エクセレント・アスファルト!!!!
グッジョブ・アスファルテン!!!!!!!
しばらく進むと、
東国三社サイクリングでお参りした、
息栖神社前に辿り着きました。





→ 息栖神社 〜東国三社サイクリング(2)〜





鰐川に戻る  鰐川東岸





さて鰐川橋をくぐり、
再び鰐川に戻りました。
鰐川東岸はしばらく快適でした。



工事中  迂回で砂利道




しかしまた工事中迂回の案内で、
この砂利道に出ました。
悪夢再び?かと怯えましたが、
そんなに長くなくて安心。




舗装に戻る




舗装路に戻りました。
僕はアスファルトさんが大好きです。
アスファルトオンマイマインド、
我が心のアスファルト



鹿島神宮一鳥居手前  鹿島神宮一鳥居




鹿島神宮一鳥居は、
この鰐川の奥にあります。
ちょうどここから北東に、
鹿島神宮が位置します。




→ 「鹿島神宮」関連の記事





神宮橋  行き止まり





神宮橋の手前で、
まさかの行き止まり。
┐(´д`)┌



住宅地を迂回  新神宮橋をくぐる




少し戻って、
狭い住宅地を通り抜けて迂回し、
新神宮橋をくぐりました。




北浦に戻る  北浦東岸を北上




この先は再び北浦です。
しばらく北浦東岸を北上します。




セイコーマートで休憩  おにぎりを食べる





途中、元北海道民茨城県民の、
ゾウのリクエストで、
セイコーマートで休憩しました。
ココで先ほど頂いた、
新米のおにぎりを食べました。
御世辞抜きで最高の新米です。




再び湖岸に戻る  北浦大橋手前



再び湖岸線に戻り、
北浦大橋を左手に見ながら北上します。




川がある度砂利道で上流の橋を渡る  砂利道を湖岸線に戻る


しかしこの辺りから、
北浦に注ぐ川がある度に、
川岸は砂利道で、
その砂利道を少し上流に上がり、
舗装の橋を渡ると、
また対岸の川岸も砂利道を下り、
舗装の湖岸線に戻るという悪路が、
繰り返し繰り返し、
何ヶ所も何ヶ所も続きました。
要するに河川管理境界の都合で、
湖岸線は国土交通省管理、
河川岸は市町村管理と異なることから、
こんなちぐはぐな道路になってしまうよう。
ワタシの今の勤務先もまさにこれ。
ホント日本の縦割り行政の弊害。




砂利道と大きな水たまり



砂利道には大きな水溜りがあったりと、
特に鉾田市の管理は最悪で幻滅。
これさえなければ北浦は、
最高のサイクリングコースなのに、
とっても残念でならない。




北浦東岸  




さて気を取り直して、
北浦東岸を北上します。



北浦の最北が見える  北浦と巴川の境界線の橋




さて北浦の最北、
北浦と巴川の、
境界線の橋に辿り着きました。



北浦西岸を南下  夕日




これよりは北浦西岸を南下します。
時刻は午後四時を過ぎて太陽が傾き、
夕陽が北浦に差し込みます。





鹿行大橋に戻る  出発地点の戻る





出発地点の鹿行大橋に戻りました。
計三日間をかけまして、
真の霞ヶ浦一周サイクリング(カスイチ)、
完全走破達成でございます。





二日目行程図

走行距離 116.14km
平均時速 21.3km/h
最高速度 38.8km/h
走行時間 5:27.02
消費カロリー 3,331cal

砂利道があんなに多くなければ、
もっと平均速度は伸びたでしょうし、
そんなに疲れなかったと思いますが、
この条件で平均時速20km/hを超えたのは、
なかなかの自己満足。
さて次は何を一周しようかゾウ??
伊豆大島行こうぜ。