何度か似たようなことを、
度々書いてはおりますが、
所謂「純文学」≠「私小説」が苦手なワタシ。
皆、自分の恥部を曝け出し、
挙句、精神に異常来たして、
病になったり、死に至ったりと、
正直読んでいて全く面白いと思えない。
衝撃的なこのタイトルで話題になったこの作品。
いやこれは完全な「私小説」であり、
堂々たる「純文学」。
それでいてとても面白い。
そして優れた「随筆」でもあると思う。
タイトルで生理的に拒絶している方もいるとおもいますが、
勿体ないので是非読んでほしい作品です。
とは言え、レジに持って行き辛いという意見が多いのか、
こんなカバーの付いた装丁もあるようデス。