【羽根藩シリーズ】
第三弾 → 「春雷」(祥伝社文庫)
第二弾 → 「潮鳴り」(祥伝社文庫)
第一弾 → 「蜩ノ記」(祥伝社文庫)
→ 「散り椿」(角川文庫)
→ 「さわらびの譜」(角川文庫)
→ 「はだれ雪」【上・下】(角川文庫)
→ 「神剣 人斬り彦斎」(ハルキ文庫)
→ 「蒼天見ゆ」(角川文庫)
→ 「陽炎の門」(講談社文庫)
→ 「おもかげ橋」(幻冬舎時代小説文庫)
→ 「霖雨」(PHP文芸文庫)
→ 「銀漢の賦」(文春文庫)
→ 「螢草」(双葉文庫)
→ 「春風伝」(新潮文庫)
→ 「秋月記」(角川文庫)
→ 「無双の花」(文春文庫)
→ 「川あかり」(双葉文庫)
→ 「いのちなりけり」「花や散るらん」(文春文庫)
→ 「柚子の花咲く」(朝日文庫)
- 作者: 葉室麟
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2019/04/12
- メディア: 文庫
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残り少ない葉室麟さんの遺作ですが、
羽根藩シリーズ全五作の、
第四弾の「秋霜」が、
ようやく文庫化されました。
多聞隼人の死から三年。
欅屋敷で孤児を見守る、
楓やおりうに、
新たな危機が...。
千々岩臥雲、玄鬼坊と、
お馴染みのキャラクターに加え、
実の父に捨てられて、
育ての親に疎まれた、
木刀を手挟む謎の男、
草薙小平次が登場し、
再び複雑に絡み合う、
政治的な闘争下で、
人が人を想い、
命をかける人々。
もうたまらない葉室麟ワールド。
ついにこのシリーズも残りは、
第五弾の「草笛物語」の、
文庫化を待つばかり。
戸田秋谷切腹後十六年か...。
はやく出てほしいやら、
まだ読みたいないような。
複雑な心情になります。