「また、同じ夢を見ていた」(双葉文庫)


→ 「君の膵臓をたべたい」(双葉文庫)








デビュー作、
「君の膵臓をたべたい」
が、大ヒットした、
住野よる(♂)さんの、
第2作目の文庫化です。




所謂「幸せ探し」のお話で、
話の中盤で「ネタ」は、
バレてしまいますが、
それが分かりながらも、
最後まで読み続けさせる、
リーダビリティ。
ひょっとすると、
「君膵」みたいに、
どんでん返しがあるのか?
と、期待してしまいましたが、
結局、想像の範囲内の、
パッピーエンドで、
やや落胆したものの、
安心もしました。



人生は選択を繰り返して、
今に至る訳ですが、
誰でも後悔はあるもの。
基本ワタシは、
いつもコレが正解で、
あの時ああしていたら、
今より不幸になっていた。
と、考えるようにしています。
だから、こんなオッさんに、
なってしまったんだろうねぇ。
他人にどう思われようが、
それなりに幸せ人生です。




「手の届かない葡萄は、
酸っぱいだけでなく腐っている!」
と、思い込む、
イソップ寓話のキツネの、
バージョンアップ版を、
スタンスに生きております。