西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

「おもかげ」(講談社文庫)

→ 「わが心のジェニファー」(小学館文庫)
→ 「黒書院の六兵衛」【上・下】(文春文庫)
→ 「一路」【上・下】(中公文庫)
→ 「赤猫異聞」(新潮社文庫)
→ 「降霊会の夜」(朝日文庫)
「終わらざる夏」(集英社文庫) → 【上】【下】
→ 「マンチュリアン・リポート」(講談社文庫) 
「中原の虹」(講談社文庫)→ (1,2)(3,4)
→ 「夕映え天使」(新潮社文庫)
→ 「ハッピー・リタイヤメント」(幻冬舎文庫)
→ 「一刀斎藤夢録」(上・下)
→ 「月島慕情」
「天切り松 闇語り」シリーズ → 1〜45
→ DVD「日輪の遺産」
→ 「日輪の遺産」(講談社文庫)
浅田次郎マイブーム 
その → 
→ 「浅田次郎」関連の記事




さて三連休前の金曜日。
いつも通りの、
午前中在宅の事務処理の後、
午後イチ早い時間に、
足立区でアポがあったもので、
ランチはバイクが駐車出来た、
途中のコンビニにて、
簡単に済ませました。
てな訳で貯金の読書ネタです。



おもかげ (講談社文庫)

おもかげ (講談社文庫)


忘れなければ、生きていけなかった。
浅田文学の新たなる傑作、誕生━━。
定年の日に倒れた男の〈幸福〉とは。
心揺さぶる、愛と真実の物語。

商社マンとして定年を迎えた竹脇正一は、送別会の帰りに地下鉄の車内で倒れ、集中治療室に運びこまれた。
今や社長となった同期の嘆き、妻や娘婿の心配、幼なじみらの思いをよそに、竹脇の意識は戻らない。
一方で、竹脇本人はベッドに横たわる自分の体を横目に、奇妙な体験を重ねていた。
やがて、自らの過去を彷徨う竹脇の目に映ったものは━━。

「同じ教室に、同じアルバイトの中に、同じ職場に、同じ地下鉄で通勤していた人の中に、彼はいたのだと思う」(浅田次郎

何度かブログに、
"匂わせ"ておりますが、
最近チョット不満が多かった、
近頃の浅田次郎さんの作品デスが、
この作品はあの名著、
「地下鉄に乗って」
と、対を成すような、
とても浅田次郎さんらしい作品でした。
帯には「新たな代表作」とありますが、
確かに最近の作品とは、
チョット毛色が違う内容デス。
生と死、親子愛、男女愛、
様々な人々の人生を描いていながら、
笑いがあり、ほろりと泣けて、
浅田さん絶妙のファンタジー感もある。
こんな浅田次郎作品が読みたかったんデス。
最近電車に乗っておりませんので、
車内で号泣せずに済みました。(笑)



2020120体重・体脂肪率グラフ




さてなんちゃってダイエット。
8/28の開始以来、
最低体重を記録しました!!
いつもの一週間分ではなく、
今日のグラフは開始以来の記録デス。