【関東第十四番】神霊山 金乗院 慈眼寺 その二 (東豊山 浄滝院 新長谷寺 その二)  ~目白不動尊~ 丸橋忠弥墓・青柳文蔵墓

宗派 真言宗豊山派
本尊  聖観世音菩薩
171-0033 豊島区高田2-12-39



神霊山 金乗院 慈眼寺 → 【その一【御府内第三十八番】
豊山 浄滝院 新長谷寺 → その一【御府内第五十四番】









PCX150で都内イチの急坂を下り上りまして、
目白不動にお参り致しました。




金乗院とPCX150



さて金乗院にトウチャコしました。
とても長いブログタイトルになりましたが、
コチラにも複雑な事情があります。
まずワタシがこちらに、
ご朱印を頂きに参拝したのは、
江戸三十三観音・第十四番、
御府内八十八ヶ所・第三十八番、
御府内八十八ヶ所・第五十四番と、
四回目になりますが、
厳密にいえば、
御府内八十八ヶ所・第三十八番は、
神霊山・金乗院・慈眼寺。
御府内八十八ヶ所・第五十四番は、
豊山・浄滝院・新長谷寺になります。
要するに昭和二十年(1945)の戦災で、
ここから東に1kmの文京区関口駒井町にあった。
長谷寺は焼失して、
金乗院に合併されたのです。
今回の目白不動尊は、
その新長谷寺の本尊でした。



山門



この山門は約200年前の建立とされていますが、
昭和二十年(1945)の戦災で屋根を焼失。
昭和六十三年(1988)に銅板葺きに復元されたもの。



本堂



本堂は昭和四十六年(1971)の再建で、
平成十五年(2003)の全面改修。
高さ7cmの秘仏の聖観世音菩薩が祀られています。




目白不動堂  目白不動前立本尊



目白不動尊は、
こちらの階段上の不動堂に祀られています。
まるで神社の拝殿・本殿のような形式で、
"拝殿"にあるものは前立本尊。
おそらく"本殿"にある本尊は、
江戸三不動(目白・目黒・目赤)の第一位、
東都五色不動の随一と称され、
弘法大師作・高さ八寸(約25cm)の秘仏
明王自ら左腕を断ち切り、
そこから火焔が噴き出しているという、
独特のお姿です。




鍔塚  倶利伽羅不動庚申



寛政十二年(1800)建立の刀剣供養の鍔塚、
寛文六年(1666)建立の倶利伽羅不動庚申など、
見所の多い境内。



青柳文蔵墓  丸橋忠弥墓




また墓地には、
日本最初の公開図書館を作った青柳文蔵や、
由井小雪と幕府転覆を企てて磔刑にされた、
丸橋忠弥の墓があります。



第14番ご朱印




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