300-1546 取手市岡
さて、Matt.Jさんはご家庭の事情、
ゾウは年末から持病の腰痛で、
昨年の走り納め・今年の走り初めもしていない、
ロードバイクのチャリ活ですが、
そろそろゾウの腰痛も癒えてきたそうなので、
久しぶりに二人で出かけてみました。
で、今回のターゲットは、
間宮林蔵の故郷・小貝川のサイクリングロードと、
関東鉄道常総線のサイクルトレインに乗ってみたい。
いつものようにゾウのプラドにチャリを積んで、
7時30分に習志野宅を出発デス。
今回のベースキャンプである、
利根町の上曽根運動公園にトウチャコしました。
こちらは小貝川が利根川に合流する、
すぐ手前の東岸にあります。
銚子の利根川河口から、
78.75kmポストを8時55分に出発。
しばらく進むと、
「合流点から0.00km」が、
あったんだけど、
これは一体どこから図っているだべか。
ともかく、道幅も広くで舗装も良い、
とても快適なサイクリングロードです。
休憩場所かと思ったら、コチラは、
「小貝川藤代地区河川防災ステーション」。
元々は鬼怒川に合流していた小貝川ですが、
寛永年間(1624-1644)、
関東郡代・伊奈半十郎忠治により、
洪水を防ぐために瀬替え工事が行われて、
鬼怒川と小貝川は分離しましたが、
幾度となく堤防からの溢水、
堤防の破堤を繰り返してきた歴史があるので、
今も絶え間なく工事が行われています。
少し走ると繰り返し工事中の、
回り道、迂回に出くわします。
寛永七年(1630)、
ここに「岡堰」が設けられ、
溜められた水が農業用水となり、
相馬二万石と呼ばれる広大な新田が誕生します。
今は下流に新しい「岡堰」が作られていますが、
元々「岡堰」のあった中州「中の島」は、
人道橋が設けられて公園として整備されいます。
チャリを橋の手前に停めて、
中の橋を渡ります。
公園には「岡堰今昔物語」として、
その歴史が掲示されいます。
明治三十二年(1899)に改築した、
煉瓦造りの遺構の一部が展示されています。
一般的には勢いの強い水の流れを変える為の、
萱と竹を使った工法を「伊奈流」と呼びますが、
この辺りではこれを神童だった、
間宮林蔵の考案とする説もあるそうで、
この中の島に「間宮倫宗先生発祥地」碑と、
「間宮林蔵立像」が建てられています。
いずれにしても、この岡堰の普請で、
作業に加わった少年・林蔵が、
幕臣・村上島之丞に才能を見込まれ、
下僕として従者となったことが、
彼の出世の糸口となったことは間違いありません。
さて少し小貝川を戻り、
現在の岡堰を渡って東岸に戻り、
間宮林蔵の生家と墓地を訪ねます。
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