東海道五十三次・旧東海道サイクリング
その一 → ①、②、③
さて、GWの初日は、
東海道五十三次・旧東海道サイクリングの
第二回目を決行致します。
いつも通りにロードバイクをバラして、
ゾウとMatt.Jさんの到着を待ちます。
6時20分に習志野市内を出発しました。
8時頃、新湘南バイパスから、
綺麗に富士山が見えました。
平塚駅西口前の、
自走式立体駐車場にプラドを停め、
ロードバイクを降ろして組みます。
8時50分出発デス。
『東海道五拾三次之内 平塚 縄手道』
まずは前回中断をした平塚宿本陣前に戻りました。
東海道五十三次の旅 其の二
— ぞう@ (@zou059) 2023年4月29日
平塚宿から再開。 pic.twitter.com/hFk1URCkQG
『東海道五拾三次之内 大磯 虎ヶ雨』
平塚宿からわずか二十七町(約3km)、
あっという間に次の大磯宿に到着しました。
本陣は三つあったそうですが、
コチラは「小島本陣旧跡」になります。
すぐ西側に中南信用金庫本部があり、
シャッターに浮世絵の、
『東海道五拾三次之内・大磯・虎ヶ雨』
が、描かれていますが、
コチラは「尾上本陣跡」であり、
「大磯小学校発祥之地」でもあるとか。
東海道五十三次の旅。其の二
— ぞう@ (@zou059) 2023年4月29日
大磯宿はすぐ着きました。 pic.twitter.com/nH8O5ATpOv
大磯宿から小田原宿に向かいます。
旧東海道にこだわって進むと、
道端に道祖神や五輪塔と思われる石塔がありました。
大磯宿から小田原宿は四里(16km)もあり、
押切坂、酒匂川があったので、
間の宿(あいのしゅく)として、
「梅沢の立場」という、
休憩所があったそうデス。
そしてココはその松屋本陣跡。
小田原に向かう途中、
足を止めて相模湾を眺めました。
『東海道五拾三次之内 小田原 酒匂川』
酒匂川を酒匂橋で渡ります。
日本各地には滝や井戸が酒になったり、
酒にまつわる地名がたくさんありますが、
この地の由来は大和武尊が東征の際に、
この川に神酒を注ぎ龍神に祈願したところ、
しばらくその匂いが止まらなかったからだとか。
どんだけ大量の酒を流したんだか。
東海道、江戸を出て初めての城下町・小田原宿の、
清水金左ヱ門本陣跡に到着したのは10時30分。
この「明治天皇小田原行在所趾」の、
石碑の揮毫は近衛文麿さん。
真面目そうな性格が出ている実直な字体です。
東海道五十三次の旅。其の二
— ぞう@ (@zou059) 2023年4月29日
小田原宿。 pic.twitter.com/DCjlg24lDQ
折角なのでちょっとだけ、
小田原城跡にも立ち寄りました。
ほとんど復元ばかりで、
天守閣も鉄筋コンクリートなので、
正直あまり興味はありません。
それでも一応、国指定史跡デス。
常盤木門をくぐり、
天守閣下に出ました。
天守閣には登らずに城下に戻ります。
小田原城に寄り道。 pic.twitter.com/VuSjIKrxXN
— ぞう@ (@zou059) 2023年4月29日
さて、小田原市内、箱根口の、
この食事処・太閤でランチです。
別のブログ記事にしましたので、
下記のリンクをご覧ください。
店の屋号は、店のすぐ南の、
石垣山一夜城に因むものと思われますが、
小田原征伐は関白辞める前だから、
まだ太閤ぢゃないんだけど。。。
⇩ ⇩ ⇩
⇩ ⇩ ⇩
ランチの後は再び旧東海道に戻りまして、
いよいよ天下の険・箱根を登りましょう。
なんだかオマケにずっと向かい風が吹いています。
女殺し坂の案内。
馬に乗った女性が落馬死するほどの急坂。
自転車に乗ったおっさんも、
落車死しないように気をつけます。
今も各所に残る国指定史跡・箱根旧街道の石畳。
出来るだけ旧東海道にこだわって進むつもりでしたが、
さすがにこの旧道はロードバイクでは無理デス。
小田原宿から箱根宿は、
四里八町(16.88km)あったので、
やはり間の宿として、
この畑宿が栄えたそうです。
箱根寄木細工発祥の地なんだとか。
本陣バス停の横には、
畑宿本陣跡と旧茗荷屋庭園の案内がありました。
ヒュースケンもこんなところに来ていたのか。
この辺りは、
550cc以下のオートバイが、
4月1日から11月30日の間の、
土曜・日曜・休日の、
8時から15時、通行止めなんだとか。
変な排気量制限だねぇ。
どこから550ccって出て来たんだろう。
普通に原付いっぱい走っていたけど。。。
さて、ここからあの有名な七曲り。
1.2kmの間、上り勾配10.1%。
殺す気か。。。
箱根 七曲がり pic.twitter.com/nTDGzQYA5M
— ぞう@ (@zou059) 2023年4月29日
橿の木の さかえをこゆればくるしくて
どんぐりほどの 涙こぼる
どんぐりどころか、涙も枯れ果てる
旧街道を自転車をひいて歩けば、
わずかにショートカット出来るかも・・・。
そんな👿悪魔のささやきが。。。
しかしこの石畳にSPDシューズは無理無理。
結局戻ることになり余計に疲れました。
『東海道五拾三次之内 箱根 湖水図』
どうにかこうにかやっとこさ、
芦ノ湖入口に到着しました。
涙は枯れ果てたのでもう出ません。
さすがは標高724mの高地、
芦ノ湖寒くて死にそうデス🥶。
東海道五十三次の説明。 其の二
— ぞう@ (@zou059) 2023年4月29日
芦ノ湖まで降りてきました。 pic.twitter.com/AX5G5u7nSa
箱根神社の第一鳥居をくぐり、
箱根旧道を横目に、
箱根関所を目指します。
箱根関所は「天下の公道」なんだそうで、
通過するだけなら入場券は不要なんだそうデス。
自転車をひいて歩き、
江戸口御門をくぐり、
無事、箱根関所を通過致しました。
京都口御門を出て、
改めて箱根宿を目指します。
箱根の関所 通過 pic.twitter.com/UdODtUlNEm
— ぞう@ (@zou059) 2023年4月29日
箱根宿跡の町並みを、
何度も行ったり来たりするも、
どうしても本陣跡が分かりません。
調べてみるとこの写真の、
「茶屋本陣・畔屋」の場所が、
「箱根宿天野本陣跡」のようデス。
どうや関所手前の元箱根辺りが、
元々本来の栄えていた町であり、
元箱根町の住人が箱根神社付近の、
関所設置に反対したようで、
急遽、三島寄りに人工の町を作ったのが、
この箱根宿の町のようデス。
昔の町人って結構ご公儀に、
平気でたてつくよねぇ。
さて、箱根から三島は、
もう下り坂だけかと思ったら、
そりゃ芦ノ湖はカルデラ湖だもの、
カルデラ縁があるんだよなwww
芦ノ湖の湖面は724m、
箱根峠は846m。
まだ122mも登りが続きます。
しかし、箱根峠を越えればもう、
三島まではずっと下り坂。
下り坂バンザイ!、ビバ下り坂‼️
世界中の坂という坂が、
全部下り坂になればいいのにwww
箱根峠通過が16時25分。
わずか30分で三島大社前に到着しました。
しかしもうゆっくりとは、
参拝出来そうにありませんので、
次回のお楽しみと致します。
『東海道五拾三次之内 三島 朝霧』
現在の三島宿の町並み。
樋口本陣と向かい合う、
世古本陣をそれぞれ写真を撮影して、
今回の東海道五十三次、
旧東海道サイクリングは、
コチラで終了と致します。
東海道五十三次の旅。其の二
— ぞう@ (@zou059) 2023年4月29日
今日の最後は三島宿でした。 pic.twitter.com/aGOAXy8G3r
JR東海道本線、
18時17分発の普通
宇都宮行に乗り込みます。
19時24分、平塚駅に到着しました。
最後は恒例のひとっ風呂。
今回は平塚市内で探しましょう。
いや〜、今回は疲れたなぁ。
箱根旧道マジでハンパないっす‼️
箱根八里半端ないってもぉー!
— makoto-jin-rei@元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】 (@makotojinrei) 2023年4月29日
箱根越え半端ないって
旧東海道めっちゃタヒぬやん
そんなんできひんやん普通、そんなんできる?言っといてや
走行距離 78.19km
平均時速 17.5km/h
最高速度 59.9km/h
走行時間 4:30.10
獲得標高 1,068m
消費カロリー 2,132cal
平均速度は上りと下りで、
おそらく倍以上全然違うと思います。
しかし、こんだけ疲れ果てて、
消費カロリーはこんなもんか⁉️
そりゃ太る訳だ。🤣🤣🤣
⇩ ⇩ ⇩
壮絶な全身筋肉痛。
— makoto-jin-rei@元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】 (@makotojinrei) 2023年4月29日
#東海五十三次#旧東海道#高低図
— makoto-jin-rei@元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】 (@makotojinrei) 2023年4月30日
うん、すでに峠は越えたなwww pic.twitter.com/O3stIATWM9
東海道五十三次・旧東海道サイクリング その二【平塚〜大磯〜小田原〜箱根〜三島】Relive編 pic.twitter.com/n39IOiSXPf
— makoto-jin-rei@元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】 (@makotojinrei) 2023年4月30日
東海道五十三次・旧東海道サイクリング その二【平塚〜大磯〜小田原〜箱根〜三島】Quick編 https://t.co/tv9OEt7DL7 @YouTube
— makoto-jin-rei@元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】 (@makotojinrei) 2023年4月30日