「東京、はじまる」(文春文庫)

公式サイト https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167920258




→ 「家康。江戸を建てる」(祥伝社文庫)
→ 「門井慶喜」関連の記事






さて、本日は昨日のサイクリングの筋肉痛で動けず、
天気もずっと悪かったもので、
一日、ブログ記事の作成に費やしました。
てな訳で今日のブログは恒例の貯金の読書ネタです。



東海道五十三次旧東海道サイクリング その二
→ ①平塚〜大磯〜小田原〜箱根〜三島
→ ②食事処・箱根口・太閤
→ ③湘南天然温泉・湯乃蔵ガーデン




この国の首都の顔を決めた、一人の建築家

この男がいなければ、今日の東京の風景は、なかったかもしれない。
日本銀行、東京駅、国会議事堂……経済、交通、そして民主政治という近代国家を象徴する建物を次々と設計した明治の建築家・辰野金吾。理想の首都「東京」を作り上げようとする辰野はまさに維新期ならではの超人だった。しかし、超人であるがゆえの破天荒さは周囲を振り回し……。
下級武士から身を立てるべく学問に励み、洋行して列強諸国と日本の差に焦り、恩師ジョサイア・コンドルを蹴落としてでも日本人建築家による首都作りを目指した男の一代記は、今日の風景が生まれるに至った「東京のはじまり」の物語でもあった。
今日誰もが見慣れた建築物の向こう側に秘められたドラマを知ると、東京を歩くのが楽しくなること間違いなし!
『家康、江戸を建てる』の著者だからこそ書けた、「江戸」を壊して近代「東京」の街づくりを志した日本人初の建築家・辰野金吾の熱い生涯。

あの『家康、江戸を建てる』の著者、
門井慶喜さんの最新文庫化作品は、
建築家・辰野金吾の人生を描いた伝記です。
次男が建築家を志しているもので、
建築に関する話には昔よりも自然と興味が湧き、
いろいろと目にはしておりますが、
この小説の辰野金吾は破天荒で本当に面白かったなぁ。
その建築作品やウイキペディアでも分からないような、
こんな人物伝が読みたいのデス。
もちろん次男にも薦めます。



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