西國三十三所順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

新田神社 〜新田神社の御神木〜 その二 

祭神 贈従三位左兵衛佐源朝臣新田義興
146-0093 大田区矢口1-21-23
公式サイト http://nittajinja.org/



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新田神社




さて、麻布善福寺、旧細川邸の後は、
大田区矢口の新田神社を参詣します。
こちらも由緒等は過去記事をご覧下さい。
10時50分到着、
参詣者用の無料駐車場があります。



御神木  御神木近景




御神木の欅は、
推定樹齢700年。
こちらも空襲を受け、
雷に当たったこともあり、
引き裂かれてしまいましたが、
奇跡的に枯れず今も若葉が茂ります。
この神木に触れると健康長寿、病気平癒、
若返りの霊験があるというので、
母は熱心にお参りしておりました。



拝殿  本殿



明治四年(1871)に造営された社殿は、
空襲により全焼し、現在のものは、
元々は明治神宮で仮社殿だった本殿と幣殿を、
昭和三十五年(1960)に下付されたものを、
復元奉建したものなんだそうです。



御塚


本殿の真裏には、
御祭神・義興公の遺骸を埋めた胴塚で、
柵で囲われております。
八幡の藪知らずと同様に、
中に入ると祟りがあるといわれています。



唸る狛犬



境内に隅に残るこの古い阿形狛犬は、
祭神の敵である足利基氏家臣の畠山一族の者、
その血縁者の末裔が神社付近に来ると雨を降らし、
うなり声を上げたそうです。
吽形は戦災で失われたんだとか。
あ、由緒は前の記事を読めといいながら、
いろいろ書き足してしまいました。




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