蕎麦 三久 その二

営業時間 11:30〜14:30
定休日 月曜日(祝日の場合は火曜日)
276-0004 八千代市島田台735-8



蕎麦 三久 → その一




父の墓





週末以外は、
ほぼ関西にいるもので、
特に予定のない休日は、
アレやコレやと、
野暮用の消化に勤しみます。。
その内の一つの為に、
珍しく車で実家を訪れると、
「だったらお墓参りに連れていけっ!!」
と、いきなりの実母の要望デス。。。




三久




お墓参りを終えると、
丁度お昼時になりました。
「どこか美味しいものを食べに行こう!!」
と、母がいうので、
一年半ぶりに三久を訪問しました。
以前は行列が出来ていましたが、
お昼時にもかかわらず、
待たずに着席出来てラッキー。




メニュー




おっ!!、どうやら限定十食という、
手挽石臼田舎蕎麦もあるようデス。





田舎蕎麦天ぷら付(1540円)




田舎蕎麦天ぷら付(1540円)。




手挽石臼田舎蕎麦




天ぷらも揚げたてでナカナカ。
蕎麦は十割というのが、
信じられないほどのふんわり歯ごたえ。




胡麻つゆで手繰る  蕎麦を手繰る



胡麻つゆも美味いけど、
折角の蕎麦の香りが台無しデス。
やっぱり普通のつゆがいいなぁ。。。



蕎麦湯



ワサビが効くなぁ。。。
蕎麦湯が身体の隅々に沁みます。

「迷子の王様 〜君たちに明日はない5〜」(新潮文庫)



君たちに明日はない」シリーズ → 1、2




迷子の王様: 君たちに明日はない5 (新潮文庫)

迷子の王様: 君たちに明日はない5 (新潮文庫)




二年ごとに一冊ずつ、
十二年書き続けたという、
人気シリーズの完結の、
第五巻の文庫化です。



リストラ請負人の主人公と、
リストラされる本人の視点から、
人生にとって「仕事とは何か?」
を、読者に問い続けます。


実名を伏せているものの、
今回もやはりモデルとなった、
業界、企業が丸わかり。(;^_^A



しかしそれはもう、
「右肩上がりの日本経済」
が、復活することはないであろう今、
誰にでもありえる状況なのです。
ワタシの会社でも、
過去に大きなリストラはありましたし、
現在の立場でも紆余曲折を経た方々の、
面接官をすることが多いもので、
それは人並み以上に、
日々肌身に感じております。



さてワタシ自身も、
このブログを書き始めておよそ十二年。
父の死や、自らの病い、
また職場環境の変化を通し、
仕事や人生について考える機会は多く、
またその自分自身の価値観が、
大きく変化した数年でもありました。
人生は短いんだ。
やりたくねーことやってる暇はねー!!




本当の答えは死ぬ寸前に分かるのかもしれない。
いや、最期まで後悔するのが人生なのかも。
出来ることならば仙?さんのように、
「死にとうない」人生を過ごしたい。
思い切って「自転車」なんかを始めたのも、
まさにコレ。(;^ω^)



さてワタシのことはともかく、
来年大学三年となる長男は、
いよいよ就活が始まります。
まだ自分がどのような、
職業に就きたいという希望もなく、
「仕事」に対して漠然とした、
イメージしかないようなので、
このシリーズを読むことを薦めました。



さて、いつもながら、
引用がとても上手な垣根涼介さん。
あとかぎの最後のこの引用には唸りました。


「実際の生とは、一瞬ごとにためらい、同じく場所で足踏みし、
いくつもの可能性の中でどれに決定すべきか迷っている。
この形而上的ためらいが、生と関係のあるすべてのものに、
不安と戦慄という紛れもない特徴を与えるのである」

オルテガ『大衆の反逆』


ツイッターに"自分メモ"しようと思ったら、
間違ってFacebookにあげちゃった。。。(-_-;)
でもツイッターと違って、
自分がその時感動した言葉を、
容易に振り返ることが出来ていいかも。