「明日の子供たち」(幻冬舎文庫)




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明日の子供たち (幻冬舎文庫)

明日の子供たち (幻冬舎文庫)

  • 作者:有川 浩
  • 発売日: 2018/04/10
  • メディア: 文庫




さて有川浩さんの、
最新文庫作品は、
児童養護施設を扱ったお話。
過去にも自衛隊自衛官
地方公務員や、
ニートやフリーターなど、
他からの理解度が低い、
職業や立場をテーマにした、
社会的な作品はいくつかありましたが、
なぜ今「児童養護施設」なのか、
正直とっても不思議でした。
義兄と義姉が元職員で、
職場がその出会いであったことは、
なんとなく聞いてはおりますが、
詳しい仕事内容などは、
全く聞いたことがありません。




IT営業から転職した、
若き男性職員・三田村と
先輩女性職員・和泉の、
主に二人の目線を通して、
職員、子供たちの
成長する日々を描いた、
ヒューマンドラマなんですが、
読んでいる途中で、
この本がどうしても書きたかった、
「正しく施設のことを知ってほしい」
「施設にいる=可哀想ではない」
という強いメッセージを感じました。
なんとこの本は、
そんな児童養護施設にいた、
高校一年生の女の子が、
大好きな作家である有川浩さんに、
その想いを手紙を書き、
有川浩さんがそれに応えて、
入念な取材を元に、
紡ぎあげたお話なのです。
もちろんストーリー自体は、
ノンフィクションではないんでしょうが、
おそらく実際にあったであろう出来事を、
パズルのようにつなぎ合わせて、
有川浩作品らしい、
強い女、頼りない男が登場し、
言葉一つで傷つき、喜び合う、
いつもの絶妙なバリバリの、
ストーリーテラー!!
最後は必ずホロリとさせられます。




読了後は姪に貸す約束ですが、
是非その前に、その母であり、
元職員の義姉に読んでもらって、
正直な感想を聞きたいところです。





ガクアジサイ  薔薇

京橋 恵み屋 その二百二十四

営業時間 11:00〜売切迄/18:30〜23:00(土12:00〜/〜22:00)
定休日 日曜日・祝日・第三土曜日
104-0031 中央区京橋3-4-3 三光ビル1F
公式ブログ http://blog.livedoor.jp/megumiya2001/
公式Twitter https://twitter.com/megumiyamaster
公式Instagram http://instagram.com/kyobashi_megumiya







→ 「京橋 恵み屋」過去記事一覧









(☝ ՞ਊ ՞)☝





京橋恵み屋  店頭の「特選 牡丹蕎麦」の案内




てな訳で、
さて今週も恵み屋〜ん♪
「今日は何を食べようかな?」
と、いろいろ迷いながら来ても、
店頭にこの日替の案内を見れば、
心は一つになってしまうワタシだよ。





特選 牡丹蕎麦【大盛550g】(800円)+鯖出汁変更(0円)





特選 牡丹蕎麦【大盛550g】(800円)+鯖出汁変更(0円)。





大盛の牡丹蕎麦  牡丹蕎麦を鯖出汁で手繰る




今日も富士山のような大盛あざます。
しかしこの牡丹蕎麦と鯖出汁の組み合わせ...。
マジで全くスキのない完成度の高い逸品。









奇しくも店内ディスプレイは、
The Beatles の"Yesterday"。
Botan-SaBadashyのペアは、
まるでこのLennon-McCartneyの、
アコースティック・バラードの名曲よう。
(実はイエスタデイはポール・マッカートニーの、
単独の作詞作曲だというツッコミは却下します。)





鯖出汁蕎麦湯  KK





蕎麦湯を飲み干す頃には、
曲は"Hey Jude"になりましたが、
ちょうど二ヶ月ぶりの
"牡丹蕎麦鯖出汁完飲完食"、
BTsb-SBD-KKでございました。





ブラシの木  ラベンダー