宗派 ?
本尊 薬師如来
276-0006 八千代市桑納401-1
威光院の北西に地図では「厳島神社」とあります。
さて、この石段を登ってみましょう。。。
確かにこの碑に「厳島神社」「出雲大社」「天橋立」と記されているものの、
鳥居すらなくとても神社とは全く思えません。
他でいつくつかみたお大師様がある、
吉橋大師巡礼の石道標。
明治四年(1871)のものながら、
廃仏毀釈の被害のような首で切断された跡があります。
どうやら屋根を吹き替え中の薬師堂。
平成元年(1989)に納められた卍の幕には、
「開扉三十三年」とありますが、
薬師如来・日光菩薩・月光菩薩と三尊が確かにお見えになります。
それともこれはお前立なのかな。。。
薬師堂左手の第七十五番札所と大師像。
薬師堂の裏・左手に、江戸中期から幕末の墓石群がいくつもあります。
参道左手、札所の正面に鎮座する、
石造薬師如来立像。
この辺りでこの手の石仏には珍しく、
江戸初期ともいえる延宝七年(1679)の墓石。
結局神社らしい建物はなく、
お稲荷さんとこの幕末のの麻疹除けとおもわれる、
疱瘡之神の祠があったばかり。。。
少し離れた墓地に、
一戸兵衛大将の揮毫の忠魂碑と、
結果的に六地蔵になってしまった、
享保年間(1716-1736)に、
村の念仏講中の建立した、
石造地蔵菩薩立像六体がありました。
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