数日前に書きましたが
次男の嘔吐下痢症は、幸い軽く済みました。
我が家は全員たいしたことなく済んだようですが、
今、このノロウイルスによる嘔吐下痢症が、
全国的に猛威をふるっているようです。
がちゃぴんとこも大変だったみたい・・・。
藤田紘一郎博士の「ウッふん (講談社文庫)」ではないですが、
これも現代日本人の「超清潔志向」と過度な「除菌」「殺菌」が、
生み出している弊害なんじゃないのかなぁ。
昔はノロウイルスだのロタウイルスだのなんて、
とんと聞いたことなかったですもんねぇ。
日本人弱くなっているんでしょうか。
O157のような、
日本人には命に関わる病原性大腸菌でも、
インドではこんな菌はウヨウヨしていても、
誰も病気にならないそうですよ。
インド人は強いですね。
現代の日本。
人間がどんどん弱くなり、
逆に菌やウイルスは強くなりつつあるようです。
そして安易に抗生物質を多様し過ぎるので、
菌やウイルスたちは切磋琢磨せれるわけで、
どんどん強い菌が生き残り、繁栄し、
「抗生物質がなんぼのもんじゃい」
な、奴らがどんどん増えてきているそうです。
そりゃそーですよね。
八千代のゴミ処理場で、殺虫剤の効かない蝿が、
どんどん増えてしまったのも同じ理屈です。
おっかねぇぁ〜。
「進化」と「退化」も、「耐性」と「麻痺」も、
ちょっとみる方向が違うだけで、紙一重の違いなんですよね。