浅田次郎マイブーム その四


浅田次郎マイブーム → その一その二その三






輪違屋糸里 上 (文春文庫) 輪違屋糸里 下 (文春文庫)
まだまだ浅田次郎さんにハマっている私。
もうちょっとで単行本化されている作品は、
すべて読み尽くしてしまいますが、
こちらの「輪違屋糸里」(上・下)を読んで、
浅田さんは「幕末もの」を書いても凄い。
と、改めて再認識いたしました。
面白いです。





浅田さんの「新選組もの」といえば、
第一弾は、「壬生義士伝」(上・下)。
壬生義士伝 上 (文春文庫 あ 39-2) 壬生義士伝 下 (文春文庫 あ 39-3)
こちらは内容そのものよりも、
ファンならば子母澤寛とすぐに分かる、
ジャーナリストを登場させる進行に唸らせられました。




ネタバレになるので内容には触れませんが、
芹沢鴨といえば、
「梅の毒が脳に廻っちゃって、
酒を飲んでは鉄扇を振り回して暴れていただけの、
ただの○違いでだ。」と、いう先入観を持っている人が、
この本を読むと、もっともっと楽しめるかもしれません。




ちょこっとだけ書いちゃうと、
この本の芹沢鴨は、
膝を抱えて土をいじり、
薔薇を育てたりしています。




でも不思議と違和感はないんですよ。




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